月別アーカイブ: 2010年9月

相次ぐ労災…みんなで気を付けよう…なんだけど…‐9月度中央安全衛生委員会‐

 9月9日(木)、コープ鴨方で中央安全衛生委員会を開催、会議の前に店舗の安全パトロールを実施しました。鴨方はオープン10年目、それにしてはとても綺麗にされていました。しかし、細かなところでは不具合もありましたね。毎日の仕事に追われていると、なかなか気づかないってこともありますけど、こんなこと(安全パトロール)を機会により良いお店になっていただければと思います。会議では、パトロールで気になったことを出し合い、改善を求めることにしました。また、8月は“えぇっっ”と思うような労災が続いていて、この暑さで集中力が途切れがちになるので十分気を付けようということにはなったんですけど…
 …と、それはそうなんですが、今回の会議でも“私が”気になったことをいくつか…。

 今回は、理事会のほうから複数の事業所で定例の職場安全衛生委員会(7月度)が開催できていなかったことが報告されました。そのこと自体は問題なんですが、気になったのはその飛ばしてしまった7月度の会議を9月上旬に開催しなおしたということ。もちろん、8月9月は通常通り開催(だいたい下旬頃に開催、9月は予定)できているので、その事業所だけ開催間隔がおよそ通常の半分になるということ。もちろん、必要に迫られて開催するのなら、それはそれでかまわないのだけれど、一回飛ばしたからその分を通常会議の合間に開催したというのは、単なる数合わせか、「会議を開催するがため」の開催というへーんな目的になってしまっていないかということがとても気になったのです。そうでなければいいのですが…。そんな風に気になるのは、こうした対応のあり方がこれだけではないような気がするからなんですが…。
 また、今回の会議では、宅配事業で結構声が出続けている白カゴ車とLBOXの取り扱いについてもやりとりがありました。以前の会議で、白カゴ車の取り扱いで、現場の負荷が大きくなっている>>LBOXやドーリー積みになって、トラック内のフリースペースがよりいっそう狭くなり、荷物を持つ時の姿勢できちんとかがんで持ち上げろ!なんて言われても、できるかそんなモン!>>という声を紹介し、その障害となっている白カゴ車の運用マニュアルを見直したらどうかと労組側から提起したことに対する運営部の検討状況の報告を求めたもの…、なんだけど、あんまり真剣に検討したっていう感じは受けなかったなぁ。LBOXの積み込み順序にしても、あるセンターだけ逆順に積んでいるという事実を示して改善を求めたんだけど、これも“まだ変わっていないと思う”という回答なんだよねぇ。ん~、現場のことを真剣に考えているのだろうか…?
 ついでにもう一つ、各事業所の報告書を見てみると、配達担当者が荷物を持って歩いて運ぶ途中に躓いたりして転んだという労災を受けて、その改善策に「シッパーは2段を超えて積んで持たないこと」という記述が目立ってたんだけど、ほんとにそんなことが徹底可能なの??前回の会議で、「そんなことが配達実態上できるのか?」と指摘し、「現場の実態にあった改善策を考える必要がある」と指摘したところでしたが、それを検討した上で、やっぱりこれしか方法がないということならまだ分かるのだけれど、やっぱり現場の実情を無視している“机上”の対策をそのまま押し付けているように感じるのは私だけなんでしょうか…?
 現場は、この猛暑の中で昼の休憩も十分取れず、時間と課題との競争で、サービス残業なども横行しながら頑張っていると思います。もちろん、それらは法律違反ですが、“法律違反だ!”と叫んでいるだけではなかなか解決しません。本気でコンプライアンス経営を目指すなら、机上の対策ではなく、本当に現場の実態に寄り添った対策が必要です。本部、あるいは理事会がそれをしないのなら、現場のみんなが本当の現場の姿を白日の下にさらすことが必要なんではないでしょうか。私は、常々そのように感じているのですが…。やっぱ、“モノを言う”というのは恐ろしいんでしょうか…、それがサラリーマンの性?なら、そんなに悲しいことはないよなぁ。

 話は変わって、この写真、鴨方の事務所に冷風を引き込むゴミ袋(?)をつなげたものです。鴨方は、店内の冷気をバックヤードに循環させるシステムがあって、その冷風口からゴミ袋で事務所まで引き込み、事務所のエアコンを切って節約しているという代物。結構涼しいみたいですよ。

カテゴリー: TOPIXニュース, 宅配事業, 店舗事業, 活動日誌 | タグ: | 4件のコメント
(0) (0) (0)

今度は、コープ鴨方で宣伝したよ!

 9月9日(木)、コープ鴨方で開催された中央安全衛生委員会(職場パトロール)の終了後、会議が長引いたせいで約20分程度ではありましたが、毎月定例の宣伝行動を実施しました。お題は今回も“消費税増税反対”。今回はなんと仕事を終えた鴨方のパートの仲間がお手伝いをしてくれました!ありがと!

顔見知りの組合員さんに声をかけて、署名をお願いしていただきました。逆に、男性客は「俺は賛成派だから」とか、「どうせ無理無理」と言って去っていく方もおられました。演説していた村上副委員長は、「男性はおえんなぁ…、家計を直接担っていないから消費税の厳しさの実感に乏しいんかもなぁ」と感想を漏らしていましたよ。それでも20分という短時間に17筆。分換算にしたら一番反応が良かったんちゃうかな。
 次回は10月14日(木)、コープ山陽の予定です。山陽のみなさん、どうぞよろしく!

カテゴリー: TOPIXニュース, 井笠支部, 活動日誌 | タグ: | 2件のコメント
(0) (0) (0)

遂に完成!井木ちゃんならではのNY紀行!

 今年の5月、県労会議の代表(…ということは岡山県の代表でもあったわけだが…)として、NPT核不拡散条約の再検討会議に向けたニューヨーク行動に参加した井木副委員長。その特異な…いやいや、独特の趣味とセンスで遂にニューヨーク紀行が完成しました!
 ここに本日大公開!!!>>いぎちゃんのNY紀行

カテゴリー: TOPIXニュース, 活動日誌 | タグ: | 1件のコメント
(0) (0) (0)

あの人、ユーモアのセンスあるよね!~県労会議第22回定期大会

 9月4日(土)、県立図書館で岡山県労働組合会議(略称:県労会議)の定期大会が開かれ、生協労組から代議員7名を含む9名が参加しました。執行部からの活動のまとめや新年度の活動方針の提起の後、全体討論において各加盟組織から発言がされました…で、なんといってもこの日のピカ一の発言は井木副委員長でした!

 発言の最初は、国労の仲間。これまで長くたたかってきた国鉄分割民営化に伴うJR採用差別事件(このリンク先=PDFファイルの3ページ目参照)の“政治的”解決の報告。もう若い人らは、JRが昔国鉄という名の国民の共有財産の鉄道だったってこと、知らないんだろうなぁ。
 さて、他に何人かの発言の後、井木副委員長の登場です。井木さんは、県労会議の代表としてNPT核不拡散条約の再検討会議に向けたNY行動に参加(もうじき報告集がアップされるとは思ってるんだけど)。代表としていったわけだから、当然ここで報告する義務があるってこと。「平和活動は日本だけではなく、世界のあらゆる地域での草の根の運動に支えられていることを実感」したこと、「知らない間に、“戦争知らない子供たち”から幸いにも“戦争知らないおっさん”になったことに感謝しつつ、これからは“戦争をさせないおっさん”になるのだ」と高らかに決意を表明。会場の拍手を浴びました。
 今回の発言の中ではピカ一だった井木発言。帰りのエレベーターの中で、井木さんが途中の階で降りた後、どこかの団体の代議員が「ねぇ、今エレベーターに乗ってた人、さっきの面白い発言した人だよね。すごいよね、あの人ユーモアのセンスがあるわぁ」と感心していました。私は、“いやいや、あなたは井木さんの本性を知らないだけですよ”と心の中で叫びながら…。

カテゴリー: TOPIXニュース, 活動日誌 | タグ: | コメントする
(0) (0) (0)

小さい試みが大きな改善に~9/3DC商品センター5S委員会から~

◇ DC商品センターの5S委員会でのお話 ◇
 DCでは、日常の作業内容について、気づいたことや改善の意見を集め、作業効率をあげる試みがすすめられています。今回の委員会で具体的な取り組みが2例報告され、大変いい内容だったので皆さんにも広くお知らせしたいとおもいます。

 商品センターの1Fで行われる集品過程の中で空になったシッパーは、搬送コンベアーにのせられ2階に運ばれます。この搬送コンベアーまでシッパーを運ぶには、これまでドーリーが使われていましたが、ドーリーでは腰をかがめたり足でけったりと他の作業員にぶつかりそうになるなどの危険もあり、手押し台車に変更したらどうかという提案が出されました。手押し台車に変更した後は、安全で移動スピードも上がり、作業効率もあがりました。この改善によって他の作業場の作業改善にもつながりました。
 もう1例は、同じく1Fの作業場の空シッパーの返却コンベアから2階への搬送コンベアへの載換え作業について、一個一個コンベアで運ばれてくる空シッパーを、3個に組んで搬送コンベアへ載せかえていましたが、集品のピッキングスピードが上がるにつれて、その空シッパーの供給が間に合わなくなりました。そこで、3個組みから2個組みに変更し、両手で同時にシッパーを2個に組む方法(一度に4個の載せ替えができる)に変更し効率アップを図りました。※3個組みにして載せ替えるよりも、2個組みで手早く載せ換えた方が、トータル的に短時間でより多くの空シッパーを供給できることが実験でも証明されました。
 この2件のアイデアを考え付いた二人の作業者は、どちらも障害を抱えていますが、日常の作業の中で、少しでも効率よく、且つ安全で楽に作業が進められるかを考えた中でのアイデアです。何気ない日常の一つ一つの作業の中にも、こうした気づきによって改善が進むことがあります。皆さんの職場ではどうですか?
 ちなみに、今回の2例目の改善では、物流部統括自らが作業を体験し、「きびしいなぁ~」と感想をもらしたと伝えられ、この統括の姿勢にも一同感銘したのでした。

カテゴリー: TOPIXニュース, 宅配事業, 定時職員部会, 活動日誌 | タグ: | コメントする
(0) (0) (0)

11年1月3日営業提案、正式にお断り!~9/2 8月度店舗会議

 9月2日(木)、藤田本部で8月度店舗会議が行われました。この間出されていたいくつかの提案に対する労組の検討結果が報告され、確認されました。また、新たな店舗での水産部門のテナント化提案と店舗下期体制の提案も出されました。

 冒頭、7月までの店舗の経営状況について、客数の不足、一人当たり点数の未達成、競合店舗の影響を上げ、引き続き厳しい状況にあることが報告されました。一方、丑の日などの企画は高い支持を得、カタログギフトも大幅に目標を達成、また3店舗での対策チラシの効果、野菜高騰時の価格訴求などで成果があったことも報告されました。
 8月についても供給高は予算比97.9%にとどまり、前年比も大きく落とし、苦戦したこと、またお盆商戦についてもあまり芳しくなかったことが報告されました。
 個々の課題では、店舗パートシフト勤務制度の導入に合意すること(合意書はこちら(ただ今工事中))、1月3日営業提案については合意できないこと、閉店時間の繰り上げ(4店舗)については、パートはもちろん、契約(勤務)時間の前ずらしが可能なアルバイトも契約時間を基本的には守ることを前提に合意することを確認しました。
 また、コープ大野辻のリニューアルに伴う工事期間中の定時職員の仕事のあり方について、提案通りで合意すること、不具合があれば進めながら修正をかけていくことを確認しました。
 一方、コープ院庄の水産部門のテナント化提案が出され、予定されている時期との関係で、会議の翌日にも当該店舗に説明に入りたいとの申し入れがあり、労組同席を確認し、翌3日(金)に当該労働者に説明することが確認されました。
 最後、店舗労組員から職場マネジメントに関する相談があったことを報告。上司としてあるまじき行為であり、理事会としての調査を要求しました。相談を寄せたご本人は、すでに退職を決意されていますが、その後の処理がどうなったかの報告を強く要望されています。どんな調査結果や対応がなされるのか注目です。
 そしてもう一つ、マイ包丁の件についても調査を約束しましたよ。

カテゴリー: TOPIXニュース, 店舗事業, 活動日誌 | タグ: , | 2件のコメント
(0) (0) (0)

同じ仕事やってるのに、この違いは…!?

 8月28日(土)、岡山市内の某居酒屋で、労組青年部は個配を委託している委託社員の仲間との懇親会を開きました。きっかけは、7月に開催された生協労組の定期大会にオブザーバー参加していた委託の仲間との交流からでした。正規職員と委託社員の働く環境、待遇の違いにも驚きがありましたが、なによりも話の端々から「自分の置かれた状況は変えられるんだ」という展望と確信、そして「変えるぞ」という意気込みと決意がビシバシと伝わってきたことが印象的でした。

 懇親交流会の序盤は少し硬めの自己紹介から始まり、どんな雰囲気になるかな?という企画側の不安もありました…が話し始めると、参加者がほぼ同世代ばかりで結婚や子どものことなど共通の話題も多く、すぐに和やかな雰囲気になりました。特にテーマも持たず、まずは親睦を深めようというねらいだったのですが、仕事熱心な若者ばかりが集まったのかな?話題は自然と仕事の方へ…
「お昼はどこで食べてる?」 「何時に職場に行ってる(出勤)?」
といったことから、
「ウェルカムCPの調子はどう?」 「うなぎはどれくらい普及できた?」
といったことまで、それぞれに情報交換を進めていたようです。
 交流を深める中で、「委託の人たちも同じ仕事をしているのに給料や働く条件がどうしてこんなに違うのか?」 「こうやって働く者の支えになるのが労働組合なんだな」といった感想も寄せられました。また、実態交流について一人一人が十分話せる時間を確保してほしいという要望もあり、テーマを明確にしておくこと、テーマを深めるための手段、工夫を用意しておくこと…が次回への課題として残りました。一方、他センターの職員との交流が刺激になったのか、「元気になれた」、仕事に向けて「モチベーションが上がった」と言った声も出され、とりあえず第1回目の懇親会は成功!!と手応えを感じています。会が終わった後には、さっそく「定期的にこういう会があればいい」という声もだされ、「次は年があけた頃に開きましょうか」と相談しているところです。
 最後に、委託の仲間からは「自分たちだけの活動では限界がある。自分の会社(委託会社)を変えるには、その取引先である生協の変化も必要。そのためにも生協で働く同世代の若手に一層の労働組合への意識の高まりを期待している」
とのエールをもらいました。これから、互いに刺激しあい共感を深めながら交流を重ねていきたいと思います。
※参加者からの投稿を西崎が記事にしました。

カテゴリー: TOPIXニュース, 宅配事業, 活動日誌, 生協・関連一般労組 | タグ: | コメントする
(0) (0) (0)

10/17介護に働く仲間の全国学習交流集会のご案内(全労連主催)

[ 2010年10月17日; 10:30 AM to 4:15 PM. ]  10月17日(日)、東京全労連会館において介護に働く仲間の全国交流集会があります。
参加ご希望の方は労組書記局までお知らせください。参加対象は福祉Gの仲間で、ヘルパーさんも対象です。基本的に自己負担はありませんが、非労組員の場合は参加費をいただく場合があります。詳しくは労組書記局までお問い合わせください。(086-296-5174)

詳細はこちら>>第8回介護交流会案内チラシ(PDF149KB)

カテゴリー: 企画案内・募集, 活動カレンダー, 福祉事業 | タグ: , | コメントする
(0) (0) (0)