月別アーカイブ: 2010年9月

“my包丁”転じて砥石も…?秋闘要求論議~第3回中執~

 9月18日(土)、第3回中央執行委員会が開催され、秋闘要求を中心に協議しました。いやぁ、この会議でもMY包丁の話は場を席巻しましたねぇ。今日ある店舗で聞いてみたら、「うちの店舗では“MY包丁”なんていうことはない」ということでしたから店舗によるんでしょうけど。中執では、MY包丁から包丁管理のあり方、砥石の管理、砥ぎ方の教育まで、話が発展していきました!実態を調べて、必要とあらば要求に組み入れるってことで…

 さて、要求論議では、またもやいろんな意見が噴出しました。店舗本部の実態、携帯問題、年休取得、朝積み、LBOXの3段積み、制服、積み込み作業、ハンドスキャン導入など、色々要求に組み入れなきゃいけない問題がありそうです。
 執行部案で最も共感を得ていると報告をされたのが、キャンペーン、コース編成問題。やはり、現状はだれが見たって異常だし、逆に効率悪いよねって感じでしょうか。
 まだまだ、要求したいこと、業務改善提案など大募集してます。どうぞご遠慮なしに投稿してね。
 その他の課題では、院庄水産部門のテナント化提案や真庭センターの営業時間短縮(新提案)、人事制度・賃金制度提案論議の進め方について協議しました。詳細は議事録で…ということなんだけど、書記の話によると、データが全部ぶっ飛んだみたいな報告が…!そりゃ、困った!復旧できればアップしたいと思います。
…残念ながらデータの復旧はできませんでした…なので、今回の議事録は要点をまとめた簡潔なものになってます。
>>>10.09.18第3回中央執行委員会議事録(PDF486KB)

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第2回地球温暖化問題の読書会のお誘い

[ 2010年10月16日; 7:30 PM to 10:35 PM. ]
日時:10月16日(土)19時30分~20時50分
会場:コープ倉敷北 第3会議室
テキスト:「低炭素経済への道」諸岡徹・浅岡美恵 岩波新書(各自で購入してください)

第1回目の様子は続きからどうぞ…

 9月18日、コープ倉敷北で第1回の読書会を開催し、3人が参加しました。 初めに片岡が著書「低炭素経済への道」の要旨を報告、第一章「排出削減が経済を向上させる」から各自の感想を出し合いました。「『環境か経済か』という発想から、環境規制がイノベーション(=新機軸、革新)を引き起こし、日本の企業の競争力を強くするという、発想の転換が重要と思う。」とか、「日本の産業構造が変化してきているにもかかわらず、日本経団連内部ではそれが反映されていない。これがネックで日本が後進的になっているよね。」、「環境問題に関心を持っている人はいるが、個々のライフスタイルでの努力でにとどまっていて、先を見て行動に移す機会もない。気付いた人から広げていくことが大切と感じます。」などの感想が出されました。

 倉敷支部委員長の木本さんからは、「倉敷市議会への『地球温暖化を止める条例を求める請願署名』(いま県労倉敷で2次案を作成中です)を倉敷支部の課題として運動につなげていきたい」と熱い思いが語られました。昨年6月倉敷市議会では「2020年には1990年比30%、2050年には1990年比80%といった大幅な排出削減経路を法律で掲げることが必要である。」との「気候保護法」の制定に関する意見書が採択され、国への提出されています。

 第2回の読書会は、第二章「地球規模での排出削減への挑戦」と第三章「省エネ世界一の幻想からの脱却」について感想や意見を出し合うことにしました。関心のある方は、どなたでも気軽に参加してくださいね。

    問い合わせは、水島センター片岡まで

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牛丼のすき家…遂に降参!サービス残業代支払いへ!

 すごいなぁ!あの牛丼大手“すき家”の(株)ゼンショー(東証一部上場)の大企業が、遂にアルバイト労働者に白旗(会社側は支払いに応じる“認諾”を表明した~関連記事はこちら)を上げたのだ!残業代未払いで裁判をたたかった勇気あるアルバイトの仲間に拍手を送りたい。ただ、それでもなお労働者との“団体交渉には応じない”という違法経営を続けている企業ではあるが…。さて、おかやまコープでは…

 おかやまコープでも、サービス残業は蔓延している。理事会と交渉すれば、一時は確かに改善されたりもする。しかし、残業予算(人件費予算)と直接対峙している現場では、すぐまた以前の状況に逆戻りというのが実態ではなかろうか。ならば、「おかやまコープの労働者よ、裁判闘争に立ち上がれ!」と言いたいところだが、(株)ゼンショーとは決定的に違うところがある。なんと、理事会は「どうぞ、仕事した時間はきちんと全部、正確に付けてください」と言っていることである。もちろん仕事である以上、コストや予算を意識するのは当たり前だ。だが、理事会はそれ以前に「きちんと、した残業は付けなさい」と現場に対し指示しているのである。
 じゃぁ、なぜサービス残業はなくならないのか…?こうなると、サービス残業をしているのは…、あるいは無くならないのは、自ら残業を付けていない労働者の責任だ…ということになり、そう…理屈はあっていることになる…。もちろんそこには、中間幹部を含む一人ひとりの様々な思いが交錯している。“全部つけたら倒産するじゃないか”とか、“自分には能力が足らないから、この作業は自己啓発の一種だ”などと自分自身を納得させる…。これらは、厳しい経営状況に対する“好意”から来ているのだろう。また、“全部つけたら予算オーバーだと詰められる”などという、詰められたり、怒られることを避けるために自ら黙っておくというケースも多い。そして、これらは一見労働者自らの責任に帰するところが大きいと、ともすれば思いがちだが、実はその背景には、そうせざるを得ないような職場運営や組織体質の問題も横たわっている。
 しかし、いずれにしても客観的に見ればおかしな話だ。そもそも理事会は「付けなさい」と指示している。つまり、いかなる理由があろうと、サービス残業をすることは理事会に対する業務命令違反の行為である。“全部つけたら倒産”…そんな法律違反の働かせ方をしないと経営を維持できないのなら、はなからやめた方がいい。サービス残業を“必要悪”だなどとうそぶく連中もいるが、そういう連中は本当の経営の健全化に責任を持っているとは言わない。サービス残業は、いかなる理由があっても、そのことで経営の実態を隠してしまい、経営判断に大きな誤りを誘発することになるからだ。そして、そうなってからでは遅いのだ。
 だから労働組合は“誰が何と言おうとタイムカードにつければよい”と主張するのである。そのことが経営の実態を白日の下に晒し、本当に必要な業務改革が着手されるのである。
 今職場は、人は減らされるが業務量や課題は増加し、一人一人の負荷が大きくなっている。そしてその最大の特徴は、業務効率化(システム改善)によってなされているのではなく、いわゆる“マンパワー”に頼っているというのが実情ではないか?もしそうなら、いずれそれは破綻する。そして、それがホントに破綻したら(いや、もしかしたらもう破綻してるかも)…。
 そうならないためにも、みんなできちんと必要な残業は申請し、タイムカードに付けるようにしようではないか!それを許さない上司がいたとすれば、どんどん告発しよう!なんせ、それは“理事会に対する業務命令違反”なんだから!
 ここまで書いても、“それでも付けられない”という仲間は、その実態をぜひ告発してほしい。下の“コメント”から投稿すれば、匿名でネット上に公開される。ネット上への公開をはばかるようなら、ページトップのタイトルの下の“メッセージ送信”から投稿いただければ、ネット上へは公開されない。頂いた情報は、匿名情報として扱うので、安心してほしい。
 労働の実態を変えようと思えば、すき家のアルバイトみたく、自ら行動を起こすほかはないのである。

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高齢化の波は生協にも…生協労連シニア・壮年・中堅部交流会(9/5~6)

 去る9/5~6の日月曜日、生協労連福祉委員会主催のシニア・壮年・中堅部交流会(すんごい名前だな…)なるものが開催されました。今回の交流会には、おかやまから村上副委員長をはじめとする5名が参加しました…そのうちの2名から報告を兼ねた感想文が寄せられましたのでご紹介します。実は、おかやまにも…

 実は、おかやまにもミドルエイジの怪…いやいや、…会というのがあって、年に一回くらいのペースで学習交流会を開催しています。近年は、いずみの中高年部会の仲間と交流したり、ライフプランセミナーなどを開催していて、高齢化の進む各地の生協でも、同様の取り組みが進んでいます。そうした状況を受けて、生協労連福祉委員会が“全国的な交流の場を”ということで開催されたものです。
 いやぁ、さすが年季の入っている仲間が多かったようで、生協運動を熱く語るシーンが多かったとか…。その様子を村上副委員長は「いやぁ、皆さん生協が好きなんですねェ。私なんか、生協なんてこんなもんって思ってるもんですから…」などと評していました…はてさて・・・・・・・・・・
 参加者の感想文はこちら >> 大隅さんと中村さんの感想文です(PDF1.0MB)
>>尾島さんからも感想文が寄せられました!(PDF63.4KB)

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たくさんの刺激を受けてきました!~日本母親大会~

 8月28~29日にかけて福島県で日本母親大会が開かれました。生協労組おかやまから2人が参加し、感想文が寄せられましたのでご紹介します。
感想文はこちら>>
日本母親大会に参加して(PDF162KB)…加百さん
日本母親大会報告(PDF177KB)…三上さん
写真は続きから…

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生協労連生協政策委員会…とその帰りの出来事

 9/10(金)、生協労連事務所(東京)で生協政策委員会がありました。12月4~5日にかけて計画している「第3回生協政策研究集会」(名前が固いので、“生協の展望を考えるシンポ”などの改称を検討中)の具体化を話し合いました。

 今回の会議では、日生協が全国に議論を呼びかけている「2020年ビジョン・20の論点」に対する問題意識の交流をおこないました。ま、みなの意見を一言で言い表すとすれば、「生協に働く労働者への視点が極めて不足、いろんなことを論点として掲げているが、その提起のほぼすべてが現状容認型で他力本願的」ということかな。
 それはともかく、12月最初の土日に計画している研究集会、今の生協のあり方に展望を持てない方、自分の仕事の社会的意義を考えてみたい方、生協自身の存在意義を深めたい方など、たくさんの方に参加して欲しいな。案内は、またアップしたいと思っています。
 さて、その帰りの出来事…。飛行機で出張したんですが、偶然隣り合わせになったのが、某生協の中堅幹部の方。その方がなぜ東京へいたのか、あるいは岡山へ向かうのかはともかく(個人が特定されては困るので)、私は内心、“げぇ、幹部の〇〇さんが隣かよ”と正直げっそりしたのでした。その方は、最初、私に気づかなかったようで、「こんにちは、出張ですか?〇〇さん」と声をかけても、しばらく怪訝そうな顔をして、「どちらさんですか?」って聞いてきました。「おかやまの労組の西崎です」と答えると“あぁ、そうか”みたいな顔して、「やぁ、久しぶり!」ってなことになって、岡山に着くまでずっと仕事の話で盛り上がってしまいました。彼は、空港で少しお酒も入っていたせいか、びっくりするくらい饒舌で、更に驚いたのは彼が感じていた某生協の組織体質の問題について、私たち労組側とほぼ同じ問題意識を持っていて、意外も意外!意気投合したことでした…。こういっちゃ彼に申し訳ないんですが、私は“あなたもその問題をまさに体現していた一人だ(った)よね…”なんて思っていた(なんと!彼自身も「昔は俺もそうだったんだ」と振り返ってました…感心!)モンですから、彼のその変容ぶりにとにかく驚きました…ということなんですが、これ以上詳細に内容を書くと、彼が特定されてしまったり、立場上まずいとも思いますので、これ以上はここでは書けません。もし、内容を聞きたいって方がおられましたら、私がこのことを忘れないうちにどこか飲みに誘ってください。
 いくつか、その方の言葉を借りると「やっぱ、外の世界を見ないとダメだ」「トップの責任でしょう」「あれじゃぁ、何もものをいえなくなるよね」…こんな感じでしょうか。なんとなく、分かっていただけるかな?

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生協関連・一般労組のブログが半年ぶりに更新されたよ!

 ブログが更新されました!先日の定期大会の様子がアップされています。みなさん、ぜひアクセスしてくださいね。アクセスはこちら>>生協関連・一般労組のブログ

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岡山地方最賃13円引き上げ!でも、1000円には程遠く…

 岡山地方最低賃金審議会は9月8日、2010年度の最低賃金を13円引き上げる答申を公示しました(全国の答申の状況はこちら)。13円の引き上げには、使用者側委員は反対の意思を示しましたが、労働者代表、公益代表などの賛成多数で決まりました。
 中央最賃の目安額が10円を示す一方、さらに3円の上乗せがあったことは、これまでの私たちの運動によるものと確信してよい…と思うのですが、もちろんこんな額で喜んでばかりいるわけにはいきません。労働局には9月24日までに異議申し立てができる期間がもうけられています。

 2010年度の最賃を683円とすることに不服であること、より大幅な引き上げを求めること、1000円以上に引きあげることを求める内容で、9月13日には県労会議議長名で異議申し立てを行います。たった13円の引き上げの時間給683円では、法定労働時間の上限173.8時間働いても、月収118,705円にしかなりません。
 総選挙で各党が掲げたマニフェスト「時給1000円」は多くの労働者に希望をもたらしましたが、このペースでは、政府と経団連が合意した2020年までの「時給平均1000円、最低800円」までにあと9年もかかるというのですから、あまりにも私たちの期待とはかけ離れているといわざるを得ません。
 今、多くの国で最賃が大幅に引き上げられています。「経済立て直しには内需拡大が必至、そのために労働者の賃金の大幅引き上げが最も有効である」と判断されているからです。日本の経済界からも同様の意見が出始めていますが、まだまだ世界の流れから大きく遅れています。
 今こそ、わたしたちの運動をより大きく進めることが求められています。引き続きがんばりましょう。尚、今年度の最賃が実際に効力を発生するのは11月5日からとなります。

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