小さい試みが大きな改善に~9/3DC商品センター5S委員会から~

◇ DC商品センターの5S委員会でのお話 ◇
 DCでは、日常の作業内容について、気づいたことや改善の意見を集め、作業効率をあげる試みがすすめられています。今回の委員会で具体的な取り組みが2例報告され、大変いい内容だったので皆さんにも広くお知らせしたいとおもいます。

 商品センターの1Fで行われる集品過程の中で空になったシッパーは、搬送コンベアーにのせられ2階に運ばれます。この搬送コンベアーまでシッパーを運ぶには、これまでドーリーが使われていましたが、ドーリーでは腰をかがめたり足でけったりと他の作業員にぶつかりそうになるなどの危険もあり、手押し台車に変更したらどうかという提案が出されました。手押し台車に変更した後は、安全で移動スピードも上がり、作業効率もあがりました。この改善によって他の作業場の作業改善にもつながりました。

 もう1例は、同じく1Fの作業場の空シッパーの返却コンベアから2階への搬送コンベアへの載換え作業について、一個一個コンベアで運ばれてくる空シッパーを、3個に組んで搬送コンベアへ載せかえていましたが、集品のピッキングスピードが上がるにつれて、その空シッパーの供給が間に合わなくなりました。そこで、3個組みから2個組みに変更し、両手で同時にシッパーを2個に組む方法(一度に4個の載せ替えができる)に変更し効率アップを図りました。※3個組みにして載せ替えるよりも、2個組みで手早く載せ換えた方が、トータル的に短時間でより多くの空シッパーを供給できることが実験でも証明されました。

 この2件のアイデアを考え付いた二人の作業者は、どちらも障害を抱えていますが、日常の作業の中で、少しでも効率よく、且つ安全で楽に作業が進められるかを考えた中でのアイデアです。何気ない日常の一つ一つの作業の中にも、こうした気づきによって改善が進むことがあります。皆さんの職場ではどうですか?

 ちなみに、今回の2例目の改善では、物流部統括自らが作業を体験し、「きびしいなぁ~」と感想をもらしたと伝えられ、この統括の姿勢にも一同感銘したのでした。

カテゴリー: TOPIXニュース, 宅配事業, 定時職員部会, 活動日誌 タグ: パーマリンク
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