秋闘回答出る!セパ一時金は要求月数を確保!15日のストは回避

 11月12日(金)、藤田本部第2・3会議室において、秋闘回答受け取り団交が開催され、75名の参加で理事会の回答を受け取りました。焦点だった冬季一時金は、支給対象でないパートやアルバイトへの支給は勝ち取れませんでしたが、正規は1.35ヶ月、パートは0.96ヶ月の回答となり、理事会は春闘時の約束を守りました。


 交渉は、坂本委員長、平田専務双方のあいさつに始まり、田中常務、高坂人事総務統括が回答の説明を行いました。回答の特徴は、経営の厳しさを背景に、下期及び来年度に向けた経営対策への協力が強調され、具体的な4つの対策を一時金回答の“前提”とする内容でした。労働組合は、「経営の対策についての方向性は共有できる内容。しかし、現場段階でそのことが具体化されるとき、その実態に沿った運用が出来ないと現場のモチベーションは更に下がってしまう。そうした点を理事会としても極めて丁寧に対応していただくことが必要」と注意を喚起しました。

 諸要求では、福祉事業に関する回答をはじめとして、“検討する”を含めた一歩前進の回答もある程度見られ、具体的な詰めはこれからになりますが、理事会としては頑張った回答と評価を行いました。
 一方、要求趣旨とかみ合っていない回答もあり、理事会の“実際に”現場で何が起こっているのかの把握力に対して不満を表明しました。こうした回答については、今後の経営協議会や店舗会議などの日常の労理会議の中で個別具体的にやりとりを行っていくこととしました。

 交渉団は、まだまだ現場の思いを受け止めきれていないことへの不満を表明した上で、経営の実態からすれば一時金、諸要求ともに頑張った回答であると評価すると同時に、大野辻リニューアルを間近に控え、その成功も年度達成への鍵となること、年末年始に向けて気持ちよく奮闘できる環境を作り上げることも重要との認識から15日配置のストライキは回避し、職場に妥結提案を行うことを確認し、交渉を終了しました。

 職場では、これから妥結投票に入ります。具体的なスケジュールは、別途指示しますので、労組員全員がもれなく投票を行いましょう。
 また、正規労組員は11月下旬に人事評価制度に関する全員投票を予定しています。妥結投票と同時に行うかどうかはこれから判断を行いますが、正規労組員は人事制度の全員投票も念頭においておきましょう。

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秋闘回答出る!セパ一時金は要求月数を確保!15日のストは回避 への1件のフィードバック

  1. ラース のコメント:

     団交に参加していて、感じたこと…。執行部が「春闘回答どおり、一時金を出してもらって感謝」というような趣旨の発言をしたと思いますが、それにはいささか違和感があります。理事会は春闘回答の約束を守っただけ!義務を果たしたに過ぎません。感謝する必要は微塵もないでしょう!労働組合があまり下手に出ると、理事会が誤解して「つけあがる」だけです。春闘回答を上回ったのなら「感謝」もしないといけませんが…。
     妥結提案については、これ以上時間をかけても何も生まれないでしょうからいたしかたないなあ〜とは思いますが、回答書をよく読むとたくさん疑問がわいてきます。
     例えば、前文にはまったく展望が見えません。経営の厳しさはそれなりに伝わってくるのですが、具体的な手立てがまったく見えないのです。したがって現場は展望が開けませんし、「よっしゃ」というモチベーションもわきません。さらに最後の前提条件がいけません。?は書記長も指摘をし、理事会もそれなりの見識を示しましたが、きっと現場は「サービス残業しなさい」宣言と受け止めるのではないでしょうか。?は特にいけません。少なくない職員は、今の人事制度は「賃金を下げるためのもの」と思っています。「構造改革の大きなテーマ…この後に続く賃金制度…速度を上げた論議」となると、労働者の賃金引下げ以外に展望は生まれないと言っているのと同じで、生協の将来展望は労働者にとってはまったくゼロです。労働者の賃金を引き下げてでも生き残りたい生協なのか…私には疑問です。
     個別の回答では、3−(1)ではもっと労働者の有給休暇を理事会が「収奪」しているのだという自覚を持って欲しいなぁ。まあ、労働者もそれを許しているのですが…。?の時季変更権はもっと限定的に解釈すべきですし、?の「非常に厳しい状況の中で、各部署の定員増配置は困難な状況、それぞれの職場の協力した取得で」などと回答するにいたっては言語道断です。?の「センター2役を含めた対応方法の検討」は、現場の実態では「絵に書いた餅」になる可能性が高いのでは…。わかって書いているのなら犯罪的だし、知らないのならこれまた犯罪的!?の回答にいたっては失笑ものです。労働組合が考え方を示さないと理事会の考えは出せないんでしょうか?主体性がないといわれても仕方ないですよね!?についても理事会の政策と法律の要請とは別次元の問題だと思うのですが。4−?と?の関係は、理事会の説明ではよくわかりませんでした。要は中間マネージメントの質の向上が必要ということなのでしょうか?そういうことなら一定理解できますが…。?は噴飯ものです。全体会議を復活することがすべてとは思いませんが、「全体職員会議の復活は更なる配送効率の実現を求める…」、これって脅しているつもり?もっと配達が大変になるぞってか!「速やかに上長に報告して修正する努力もお願いしたい」?確かにそのとおりだが、情けない!書くなよ!報告されなくても、上長がきちんと気付く(管理する)マネージメントを実現するのが理事会の責任でしょうが!5−(2)の?、「個人の成長」のためなら長距離通勤もいとわない人もいるでしょうが、「職場の活性化」のためにはどうでしょう。生協のご都合で異動させるのだから、そのコストは生協が負担するのが筋じゃないの??「正規の業務組み立てがフルタイムを前提にしている」らしいですが、この間、正規の仕事がパート化されてるじゃないの!パートへの置き換えはできるのに、正規の短時間勤務制度ができないのはなぜ??確かに人件費を含めたコスト問題があるので簡単ではないかもしれないが、人件費が安くないとできないといったら何にもできんよ!労働者に責任を転嫁して賃下げに狂奔する理事会ほど見苦しいものはない。?「コスト優先で必要な対策がとられていないかのような指摘は心外」と言うが、ならなんで現場では放置されてるわけ?理事会にはそういうつもりがなくても、下へ行け行くほどねじ曲がることもある。ねじ曲がることがあると思って常に指導監督する、それが管理者でしょうが!「心外だ」とダダをこねるより、現場を直視していない不明を率直に恥じたらどうよ!
     管理者様、好き勝手を書きました。削除されてもクレームは言いません。

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