すごいぞ!生協しまねの『次世代育成行動計画』

 昨日は第7回中執だった。14日の分会代表者会議で提起・提案する“春闘方針”や“春闘要求執行部案”、春闘交渉の進め方の議論がメインだったわけだが、要求の年休取得項目についていろいろ意見を戴いた。修正して提案しようと思っているが、それに関わってすごい情報が寄せられた。生協しまねが公開している『次代の社会を担うための行動計画』という文書だ。

  おかやまでは、先の秋闘で年休100%取得のためのロードマップを中期計画に組み込めという要求を行ったが、簡単に言えば「その実現にはコストがかかり、それに耐えうる経営構造になっていない」として“できない”という回答だった。

 しかし、しまねのこの“行動計画”は、100%取得にはまだほど遠いものの、取得率向上のための具体的な目標と対策までを計画に盛り込み、実現を目指すとしている。私はこの姿勢を高く評価したい。すぐに100%取得の実現は無理でも、いつまでにこのくらいは実現するということを経営自らが宣言する…、これが大事なのだ。

 中執で出た意見も、「要求の“年休100%取得実現”というだけでは、現場に行くと“どうせ無理。要求が現実的でない”という声が出る。秋闘時のようなロードマップの明示とか、もっと具体的にならないか」というものであった。経営責任論からすれば、ともかく100%取得できる体制を作ることが責任だし、労働者自身も出しづらかろうがなんだろうが年休申請をきちんと行うということが必要だ。だが、現場の仲間の率直な気持ちもわからないではない。
 そこに、このしまねの『行動計画』を見つけた(正確には中執から情報提供があった)わけだ。なるほど、これならおかやまの要求に生かせるかもしれない。14日まで少し頭をひねろうと思う。

 それにしても、秋闘前にこの情報を知っていたら、秋闘交渉内容(中期計画にロードマップを書き込ませる)も少しは違ったかもしれないと思ってしまった。その悔しさは、春闘で晴らそうではないか。

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