日別アーカイブ: 2012年1月1日

新年、明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 2011年は震災と原発事故によって、一言では言い尽くせない年でした。そして2012年は、その後(将来)の日本のあり方が問われるターニングポイントの年となりそうです。すべての国民が“この国に住んでいてよかった”と思える国となるのか否か、私たちの運動がそのカギを握っているといえそうです。

 生協の存在価値もますます問われるでしょう。何のために生協運動を進めているのか…、貧困と格差に国民が苦しんでいるさなか、更に大増税と市場開放(関税・非関税障壁の撤廃、自由化・規制緩和)によって暮らしが破壊されようとしているその時に…。
 生協に入協した頃を思い出します。“売上税”だったか、“大型間接税”だったかは忘れましたが、「導入反対!」の大きな垂れ幕(?)をトラックの前後、左右に張り付けて、署名をもって配達した頃がありました。当時も今ほどではないにしろ、税金(増税)に対して組合員にも様々な考え方があったはず。にもかかわらず、生協は「くらしを守る」一点で、増税反対の旗を高く掲げ、その運動の先頭を走っていました。
 反対運動をするだけが、生協運動だとは言いませんし、存在価値だとも言いません。しかし、あの当時以上に、今庶民の暮らしはどん底にあるのは間違いありません。そんな時でさえ、あの頃以上の運動ができないなんて、私には不思議としか言いようがないんです。
 日本の国のあり方が大きく問われる2012年、同様に国際協同組合年でもある2012年…、そして生協の存在価値が問われる2012年でもある気がしてならないのです。“なんだ、生協も結局ほかの流通と同じか…”なんて言われないように、今年1年、全力で頑張っていきたいと思います。

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