月別アーカイブ: 2012年2月

スト権を確立し、3/27(火)の回答受取団交に参加しよう!

[ 2012年3月27日; 6:00 PM to 9:00 PM. ]  現在、2012春闘のスト権確立投票を行っています。各職場で3/7の開票に間に合うよう投票を済ませ、労組室に送ってください。スト権を確立して回答受取全員団交(コンベックス岡山)に臨みましょう。
 回答受取は、3/27(火)。要求提出は分会長までの代表団交にしたため、今年初めての全員交渉になります。また、回答は16日(金)に出される予定です。回答が出され次第、職場に配布、事前に目を通して回答に対する意見を全員団交に持ち寄りましょう。

日時:3月27日(火)18:50集合、19:00交渉開始
会場:コンベックス岡山
※会場までのバスを運行します。詳細は労組書記局までお問い合わせください。

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2012年部会春闘学習交流会をしました。

2月18日(土)10時~15時まで藤田本部にてパート部会による「新春・2012春闘学習交流会」を開催しました。(参加者22名)
はじめに春闘回答受取を前に高木部会事務局長より獲得目標の再確認がありました。その後、生協労連 副委員長の北口 明代さんを講師に迎えて「正規・非正規、男・女の均等待遇の実現のために 最低賃金の大幅引き上げと実行あるパート法の改定を!」という内容で学習会を行いました。

非正規労働者がなぜここまで増えたか、世界の中で異常な賃下げの日本等パワーポイントと資料を使いながらの話は分かり易く、パートタイム労働者数は?などとクイズをはさみながら飽きさせない工夫に皆真剣に学習する姿がみられました。
パート法の成り立ちや課題、ILOから是正勧告が相次ぐ国際基準に程遠い日本の実態など、ため息の出る現実に参加者からの感想として「同一価値労働同一賃金の話を聞くと、配送や本部などは同じ仕事をしていると思う」「店は同じ仕事をしている正規がいなくなっている」「最低賃金1000円には程遠いのでこれからも頑張って働きかけていきたい」等寄せられました。
全体交流会では日頃聞く事の無い他部門のパートの実態をざっくばらんに語ってもらいました。日頃分からない他センターの様子が聞けて良かった。これからも交流出来る場が欲しいという声が出たり、シッパーの話題が出た時は生鮮部門とセンターとでシッパーのヨゴレについての情報交換ができました。
交流することの大切さを改めて感じることの出来た学習交流会となりました。

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さすが!マイケル・サンデル教授

  18日(土)、NHKでマイケル・サンデル教授の「究極の選択」という番組をしていた。途中からしか見ていないが、さすが、面白い議論を展開していた。

 見たのは途中からだったが、テーマは『市場原理』ということのようだった(番組情報を見ると「お金で買えるもの、買えないもの」だった)。
 番組では、教育への市場原理導入と、それに関連して一般の会社の成果主義の問題、代理母や徴兵の問題について議論していた。
 教育への市場原理という問題では、学ぶことへの報償としてお金を出すということの是非について。大方の人は「それはおかしい」と答える。その理由は、簡単に言えばお金のために勉強するというのは本質的におかしいというもの。ところが、会社での成果への見返りとしての報酬は「問題ない」となる。本質的な問題でいえば、“学ぶこと”も事業を通じて“役に立つ”ことも同じ問題だとは思うのだが、さて…。
 さらに、代理母の問題は、子どもがほしいがそれがかなわない夫婦が、多額の報酬を出して他の女性に出産を依頼(委託)するという問題。これへの意見は二つに割れる。その行為は、ビジネスとして成立しているという主張と、体の一部をお金で他人にサービスするという意味で売春にも似た行為だ、母であっても子を売る権利はなく、容認すればそれは人身売買だという主張と。さて、あなたはどっち?
 最後は、サンデル教授が示した究極の選択。
 「自分の国に徴兵制が敷かれ、公正な抽選で兵役に行く青年が選ばれる。そして、あなたの子が選ばれた。そこで、あなたは多額のお金を積んでそれを必要としている別の青年に、自分の子の代わりに兵役に就くよう持ちかけた。さて、あなたの行為は認められるのか否か?」
 すんごい究極の質問だ。あなたならどう答えるだろう?
 さて、すべての問題に内在しているのは、もちろんテーマである「お金で買えるもの、買えないもの」、哲学的には“人間としての生き方”とでもいうような問題があるということだが、もう一つあるのは、世界に厳然としてある貧富の格差の問題である。これらすべての問題には、裕福な一方と貧しい一方が対極している。つまり、この貧富の格差がある限り、自由な意思による選択はあり得ないということだ。
 サンデル教授は、最後、「これらの議論を通じて学んだのは、市場原理だけでは『正しい社会』『善い社会』とは何かを定義したり、『善い生き方』の意味を決めたりすることはできないということ。なんでも金で片の付く市場原理主義という社会の中で暮らし続けたいのか、あるいは、そうではない、お金では計り知れない価値観、道徳的、共通の美徳を重んじる社会の中で暮らしたいのか、改めて考え直す時期にきている」と…。
 まぁ、これだけの説明ではこの哲学的な議論を表現することなどできないが、ある意味とても的を得た、大切な議論だと思う。
 ところで、途中からの視聴ではあったものの、気になったことがある。番組には、5人のゲスト(いずれも日本人の著名人)と東京の学生、そしてアメリカ、上海の学生が中継で参加していた。気になったのは、5人のゲストをはじめ、東京の学生らは比較的市場原理について肯定的な意見を終始述べていたこと。それに対してアメリカや上海の学生から反論されることもしばしばで、その再反論はまったく的を得ていないことが多かったように感じた。
 それはつまり、日本の社会に、この“市場原理”とか“自由競争”などという耳触りのいいまやかしの思想がいかに蔓延しているかを示しているのではないかと思ったのだ。そうでないことを願いながら、サンデル教授の議論とテーマに感心していた土曜の夜だった。

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この間の労理交渉で、いつも感じること…1/19正月営業交渉、2/14春闘要求提出

 2/14(火)、2012年春闘要求書を理事会に提出した。今回の交渉は、こちらの要求を理事会に伝えるのが主なテーマで16名もの仲間が職場の実態を訴えた。
 実は、1/19(木)にも店舗正月営業問題で交渉を行っているのだが、交渉を行うたびに感じることがある。単なる思い過ごしならいいのだが…

…つまり、こういうこと。
◎1月19日正月営業交渉にて…
 この交渉は、1/3営業に関する労組要求に対する回答(昨年11月に出されていた)の説明交渉だった。今年の1/3営業は理事会の断念によって決着したので、今度は2013年の正月に向けた交渉に切り替わって、且つ回答内容からの交渉スタートとなったわけだ。
 回答説明交渉なので、1/3営業のそもそも論はメインテーマではない。なので、その賛否についてここでは言及しない。感じたのは、経営側の労働者に対する思いやりのなさである。
 回答は、はっきり言って労働者側にとって何のメリットもない内容だ。理事会は、しきりに経営の厳しさを言い、労組要求にはこれ以上は応えられないと主張する。一方、組合員にとって求められる生協になるためには“1/3営業”は必須だと訴える。
 組合員の声に一生懸命応えようとする…その姿勢はわかるのだが、それを実行するのは労働者である。その労働者を気遣う姿勢がどうしても見えない…生協職員、あるいは小売業界なんだから当たり前でしょって言っているようにしか聞こえないのだ。
 それは、交渉後の労理会議(店舗会議)でのやり取りに象徴的に現れた。交渉のあと、それに参加した仲間から出された声や感想(意見)…到底納得できる回答ではないという声…を紹介した時のこと…
理:「交渉では、1月3日を営業している他社スーパーの来店状況を明らかにし、需要があることを訴えたが、そういう需要の実態について意見はなかったのか?」
労:「なかった」
理:「生協職員として、その部分に声がなかったこと、分かってもらえていないということが極めて残念だ」
労:「残念なのは、正月の3日に働きに出ざるを得ないという労働者の気持ちが、理事会は分からないのかということだ」
理:「…」
…つまり、生協組合員の声は充分以上に聞こえても、そこに働いている仲間の声は聞こえない…、いや、聞こえていても頭から“それは生協職員として(あるいは流通の者として)は間違っている”とでも思っているかのように見えること…。
◎長くなるが、先の春闘要求交渉でもそうだった。
 「人が足りない、それで年休など取れるわけもなく、風邪さえひけない…そんな過密なシフトで、それでもがんばっている」という主旨の声が仲間から出された。実際はもっと具体的な実態を告発する声だったが…。
 この声に対し理事会は、「今すぐその職場の実態(定数が不足しているのか、業務上の仕組みに問題があるのか)が分からないので、調べさせてほしい」
 気づく人は気づいただろう。そういう声があれば実態を調査するのは当然だ。それはいい。問題は、それこそ団交で発言せざるを得ないほど職場の実状は切羽詰まっているわけで、当然そのことをその現場の責任者が知らないはずはないのだ。ところが、このやり取りでは、理事会にはその実態が伝わっていないということになる。もし、本当に現場責任者も知らないのなら、責任者としての資質は問われるが、理事会が知らないのもやむを得ない。しかし、その発言者が語っていたように、人の募集はかけているということだから、現場責任者が知らないはずはないのだ。
 不思議に感じるのは、そういう実状がなぜ業務ルートで理事会に届いていないのかということだ。つまり、理事会(あるいは現場責任者も)が関心があるのは事業所の業績だけで、そこで働いている労働者がどういう実態におかれているかという問題について、業務上においてどれほどの関心事になっているのかということなのだ。それがちっとも感じられない。
 そこで、聞いてみた。
労:「今あった発言の実態について、事業所責任者が知らないはずはない。なのに、今理事会は“分からない”と言った。そういう労働者が置かれている実態や困っているという情報は、業務ルートからは上がってこないのか?」
理:「事実をまず把握させていただく」
 はっきりとは答えなかった。もちろん、すべてを把握するというのは困難かもしれない。しかし、この発言者が指摘した事実は、ずいぶんと前から言い続けている実態だ…もちろん現場でも訴え続けている。だとすれば、やはり現場と理事会との間のパイプがどこかで詰まっているのではと勘ぐってしまうのである。
 交渉中、専務は終始むずかしい顔をしていた。あえて心中を察することはしない。理事会だって、労働者に対してできる限りのことはしようと努力はしているのだろうし、それは否定しない。しかし、こうした声が絶えず出されているという事実を、そしてその原因に何があるのかをぜひ真剣に考えてほしいと願うばかりだ。

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確定申告してますか?~その4~

 しんぶん赤旗の確定申告特集記事の続きです。いろんなことで税金が返ってくるんですよね。使い方が大問題になっている昨今、取り戻すべきものは取り戻しておきましょう!課税所得が少なくなると、来年の住民税が減るなどの効果もありますよ!しんぶん赤旗2/8、2/9、2/15付「できる!確定申告⑤⑥⑦」
 過去の記事はこちら>>「その1」、「その2」、「その3」

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さすが“勘違い”独裁者!これが合憲なら、“組合の政治活動”だって合憲だ!

 驚くべき思想調査だ。まさか、今の時代にこんなことが許されるなんて誰が想像したでしょう…。公安警察が勝手に思想調査している可能性はあっても(もちろんそれも違憲だが…!)、天下の市長さんですよ、これ>>大阪橋下市長の思想調査(PDF283KB)をやったのは!

 元弁護士とは思えない橋下氏のこの憲法感覚…、それに歩を合わせる東京の「森・濱田松本法律事務所」とその所属(?)の弁護士「野村修也氏」。全国のみなさぁん、よ~く名前は憶えておきましょうね!いつか弁護士が必要になった時のために…!
 大阪市職員のみなさん、マスコミや世間からいろいろ言われているかもしれませんが、頑張ってください。世間は、エリート官僚と公務員一般をごっちゃにして論じています。それが“作戦”と言えばそうなんでしょうが、私たちは真面目な公務員がたくさんいらっしゃることを知っていますよ。
 あんな思想調査に負けたらダメです。いっそ、Q7なんかの“特定の政治家”というのを、「維新の会の候補者」とか「橋下氏」とか、「橋下氏の演説を“聞かされた”」とか、「維新の会の人から誘われた」とか、書いといたらいいんじゃないでしょうか…ホンマにあんなのをいつまでものさばらせておくと、日本の民主主義のレベルが世界から疑われますね!

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これからセンター事務パートの体制が提示されます!

 山口で稼働する組合員サービスセンター。これに伴い事務作業が削減されるため、各事務パートの契約問題に関する個別面接が終了しました。今後は、面接の内容に基づいて「名入」の体制が提示されます。ところが、面接の際に“本当は契約時間を減らされたくない”のに、“仕事が減る”ため、“契約時間削減は仕方がない”と最初からあきらめていた人がいるようです。

 理事会は、労理交渉において、契約時間を減らしたくないという場合は、職種が変更となる(契約時間の一部も含む)ことはあっても、契約時間は守ると回答しており、“あきらめる”必要はまったくありません。万が一、“あきらめていた”とか、体制が提示されても、その内容が面接の内容と食い違っていて納得ができないという場合は、すぐに労組書記局までご一報ください。労組書記局:086-296-5174です。
 黙っていると、あとから後悔しますよ。これを読んだ方は、事務パートさんにもお知らせくださいね。

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こんな店長もいるんだねぇ…

 こんな話を聞いた。とある労組が、その会議で自分の生協の店舗の会議室を利用した時のこと。その店舗の店長から、会議に出席しに来た労組員が「店舗入り口に近い場所に車を駐車している!迷惑だ!」と、極めて“ヒステリック”に抗議してきたという。さらに、「こんなことされるなら、次からはうちの店舗は利用するな!」、さらにさらに「こんな迷惑なことをされて、売り上げが悪いといわれてやってられない」とも言いはなったという。

 確かに職員であれば、店舗入り口に近い場所は組合員、あるいは地域の来店者に譲り、自らはなるべく遠くへ駐車するという意識を持った方が良いとは思う。しかし、それをヒステリックに喚き散らす必要があるのだろうか?その周りに組合員がいたかどうかは定かではないか、はたから見てもあまりに異常な対応ではないかと思ったのである。しかも、同じ生協に働く仲間に対して放つ言葉だろうか…?ちょっと一言、気を付けてほしいと言えば済む話ではないか。こんなのが部下を評価したり育成したりするはずの店長の姿かと思うと、とても情けなくなってしまった話だった。

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