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日別アーカイブ: 2012年1月30日
今日の四役会議…アルバイトや委託の仲間に謝りたい…!
今日の夜は四役会議であった。“四役”というのは、“委員長”“副委員長”“書記長”“書記次長”の4つの役職を指す。つまりは、労組の幹部会議だ。議題は春闘の要求論議。職場で議論された様々な意見を基に、要求案の修正を検討したのだ。
書きたいのは、その要求案の内容ではない。いろんな意見が出ているので、それはそれで、今後の要求論議に生かしていきたいところではあるのだが、その出されている意見の中に“アルバイトに寸志は必要ない”とか、“委託は他社なのだから生協労組の要求に加える必要はない”とか、そんな意見がいくつか上がっていて、とても気になったのだ。
意見を言うのは自由だ。しかし、同じ職場で、同じ生協の課題をがんばっている仲間たちを、こうした意見を言う人たちは、いったいどういう目で見ているのだろう?もちろん、アルバイトの中には学生もいたり、ちょっとした小遣い稼ぎ程度のつもりの人もいるかもしれない。しかし、中にはアルバイトだけの収入で暮らしをやりくりしている仲間もいるかもしれないし、少なくとも委託の仲間は、結婚していれば一家の大黒柱として、独身でも自身の将来を夢見てがんばっているはずだ。
そういう彼らに対して、上記の意見はあまりに心無い言葉ではないか。彼らは、少なくともこうした意見を平気で言っている“正規職員”とは比較にならないほどの劣悪な労働条件で、同じ課題を追っかけているわけである。いわば、生協は、彼らの犠牲の上に成り立っている事業といっても過言ではない。
それでよしとするなら、それも一つの考え方だ。しかし、誰かを犠牲にしないと成り立たない事業なんて、本来必要なのだろうか。しかも、それを当然だといわんばかりの人が“正規職員”として処遇されている。生協は、より立場の弱い人たちが、助け合おうと一緒に集まって始まったのではなかったか…。
震災の支援活動で、生協はその存在価値を高めた…あれはただの“同情”だったのだろうか。あの、“被災者のために何かしたい”という気持ちを、どうして同じ職場の仲間、たとえ雇用形態が違っても、より弱い立場の仲間たちに向けることができないのか…。
そんな気持ちの矛盾に、私はとても悩んでしまう。この気持ちは、きっと春闘要求を論議する間中…いや今後ずっと、私の頭の中から離れないだろう。どうやったらこのモヤモヤした気持ちを整理できるのか、誰か教えてくれないだろうか…。
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