月別アーカイブ: 2013年3月

中四国地連春闘行動3.23「最低賃金を1000円に」

3月23日(土)中四国地連執行委員会のお昼休みを利用して、パート部会が中心となって“春闘行動”を行いました。中執会議に参加している正規も一緒になって17名で「最低賃金の1000円以上の実現を求める」署名と宣伝を岡山駅西口で行いました。
横断幕は3.5中央行動で使ったものです。「これじゃ労働者の夜明けは来んぜよ!出雲の神をバカにするじゃないわね!」と最低賃金が日本一低い高知と島根の怒りを表した横断幕です。
土曜日ということもあり西口の人出は多く、用意した250個のティッシュは15分という短い時間にもかかわらずあっという間に無くなりました。島根の人が「流石は岡山だね。人が多いわ~!」と感心していました。最低賃金の低さを訴える宣伝もハンドマイクを片手におかやまの村上氏が口火を切り、山口の平島さんがパートを代表して「こんなに低い賃金では暮らしていけません。ダブルワーク、トリプルワークをしている仲間がいます。最低賃金を引き上げて行きましょう」と訴えました。
署名は26筆集まりました。高校生グループを捕まえて「君達もいずれ働くんだよ・・・」と上手に話す広島の植永さん。流石です!!さっそくみんな署名をしてくれました。今までの経験から15分で26筆はとても多い数です。春闘の時期でマスコミでも企業の賃上げなどの話が流れています。賃金について関心が高くなっているのかもしれません。ちょっと嬉しいです。
中四国地連の仲間と力を合わせた春闘行動でした。これからも仲間と一緒に頑張っていきたいと思います。

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第3回日本で一番大切にしたい会社大賞は、「富士メガネ」

今日は、生協労連の生協政策検討委員会。名前は難しいが、ようは日生協が出した2020年ビジョンや現在の生協の存在価値、各々の事業政策、現場の実態などを労働者の立場から検証していこうという専門委員会である。

今日の会議は、11月の全国研究集会に向けての問題提起(提言)について、先に行った労働者意識調査の集計結果やこの感の職場の実態、事業の進捗状況などを材料に検討を行った。
詳細は別の機会に…いや、関心のある方はぜひ11月の集会に参加して欲しいと思うのだが、ここではそこで出されたちょっと意外だった話を紹介する。
アンケートの分析をお願いしているコンサルタント会社の話では、先ごろ、第3回日本で一番大切にしたい会社大賞に「富士メガネ」さんが選ばれたという話…の中で出された話。大賞ではなかったものの、その実行委員賞にK’sデンキが選ばれたというのだ。
日本で一番大切にしたい会社大賞に応募できるのは、厳格な基準をパスしなければならない。幾つかの基準があるのだが、大手電化製品の量販店でこの基準をパスできるということ自体も驚きだったのだが、なんとK’sデンキには、サービス残業もノルマさえもないのだそうだ。一般の家電量販店のイメージからは想像もできないだけに、その話には仰天した。
目標(一般的にはノルマという場合もあるが)がなければ事業が進まないと言われれば、それもそうかなと思いがちだが、それ自身がどうも我々の思い込みである可能性が高そうだ。そんなことも念頭に起きながら、11月も集会にむけて、問題提起する内容を詰めていきたい。なかなか面白くなりそうだ。

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最賃引き上げ署名、17000筆を国会へ

3月5~6日の春闘中央行動の時に、全国から仲間が集まって、300名以上の国会議員に最低賃金引き上げの請願署名の紹介議員になって欲しいと要請して回りました。その結果、自民や民主を含む17名が要請に応えて「なってもよい」との返答をもらいましたので、27日に一人当たり1000筆をその議員のところへ届けに行きました。

多くの議員は、快く受け取ってくれ、「景気回復には賃金の引き上げが必要。早速手続きします」などと答えてくれました。ところが、そのうちの一人、山口出身の林芳正議員の部屋へいくと秘書が出てきて開口一番、「そんなこと(紹介議員になること)を了承した覚えはない。大体、うちの先生が最賃引き上げ請願書名の紹介議員になるなどあり得ない」とまで言い放ち、署名の受け取りを拒否しました。
まぁ、せっかく地方から足を運んで請願にきたというのに、断るにしてももう少し対応の使用があっても良さそうなものですが、けんもほろろの対応に唖然とするばかりでした。同じ山口出身の安部首相は、そうは言っても「労働者の“報酬”を引き上げるべき」と述べるに至っているのに、まさに自民の本性をみたという感じでした。
最低賃金の引き上げは、前民主党政権時代に政労使で早期に800円、2020年までには全国の平均で1000円にという合意がなされています。政権は変わっても合意そのものは継続していますが、こんな様子だと簡単に反故にされかねません。まだまだ粘り強い取り組みが必要だと感じた要請行動でした。

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生協労連第98回中央委員会開催中!

春闘の補強方針の提案を行う鈴木労連書記長 東京で生協労連の中央委員会が開催されています。中四国地連から中央委員4名が参加、今後の春闘の取り組みについて議論を進めています。
全国の生協は、2012年度は減収減益となる見込みで、一時金の削減など、どこの単組も厳しい交渉を強いられています。しかし、今日までに正規では3単組、パートでは8単組がベアを獲得、諸要求でもパートの無期雇用の実現に道筋を付けた単組も7単組を上回りました。

また、コープぎふの理事会は改めて消費税増税反対の立場を明確に表明、TPP問題では東北6県の生協連がTPP参加反対の声明を発表し、被災地復興こそが最優先課題であると改めて安部政権を批判しました。
おかやまの回答も、一時金は削減回答でしたが、パートの無期雇用や失効年休の積立制度の回答は、全国的にも注目されています。経営の厳しさだけが強調されて、働きがいやより働きやすい職場作りが後回しにされるようでは、決して経営は好転しません。厳しい中でもどうやったら働きやすい職場が実現できるのか、今後の交渉の大きなテーマです。
アンケート結果と問題提起する(株)イマージョンの松島氏 また、今回の中央委員会では、昨年実施した全国の生協労働者の暮らしと仕事についてのアンケート調査の最終報告が行われました。ここでは細かな報告はできませんが、「新時代の生協のアイデンティティ、事業戦略の再構築」、「生協らしい人財マネジメントの確立・運用」が必要だと問題提起が行われました。

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2013春闘回答受取団交がありました

 3月15日(金)にコンベックス岡山にて「回答受取団交」をおこないました。247名が参加し、13名が発言しました。
 回答内容は、ベースアップはありませんでした。夏の一時金は定昇分を一時金で解消する(平均年収を下げない)やり方を変えて、平均年収をアップさせる回答となりました。
 賃金以外の回答では、「5年以上勤めた有期雇用者を無期雇用にすること」については、連続雇用になっているアルバイトの定年などについて労働組合と協議を行い、合意ができ次第協定化することが表明されました。「失効有休の積み立て問題」では、使用目的を介護とボランティアとに限定し、1年間5日、5年間で25日の積み立て制度を2013年10月実施の予定で提案されることになりました。「有休取得の増加」では、 前年より1日増を事業目標とする回答でした。
  発言は「失効有休の積み立て制度はパートにも適用するのか」「生協内最賃を1000円にして欲しい」「委託の人たちの労働条件は大変だ、責任を持って生協運動を進めるためにも労働環境を整えるべきだ」など多様にでました。
 交渉のまとめで西崎書記長は「回答は評価できる部分とそうでない部分が混在している。いったん回答を職場に持ち帰り、論議した後判断をし、次期交渉を行いたい」とのべ交渉を終えました。
 

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岡山支部「牡蠣の食べ放題」に行ってきました~

岡山支部のレクリエーション企画「牡蠣の食べ放題」に3月16日(土)総勢23名で行ってきました。去年実施して楽しかったから今年が待ち遠しかったという参加者もいて、皆テンション高く申込者は全員参加でした。
炭焼きのテーブルには一人ずつに軍手1枚とヘラと割り箸のセットが置いてあります。利き手で無い方に軍手をはめて準備万端です。食べ放題は1時間、スタートの時は食べるぞ!と意気込んで食べ始めました。炭火で焼く殻つき牡蠣はプルプルで最高!お店の人の「口を開けなくても殻が白くなったら食べごろですよ」のアドバイスに、焼けたかな~?と思いながら牡蠣の殻を取る瞬間はなんとも言えません。
湯気を立てながらぷりぷりの牡蠣にポン酢を付けてどんどん食べ進めます。交流が目的なのですが、誰もしゃべりません。無言です。バケツに殻を放り込む音があちこちから聞こえてきます。途中でおにぎり1個と牡蠣の味噌汁が配られました。店から一夜干しのイカもサービスされ、美味しい美味しいと頂きました。そろそろお腹が一杯になったなぁと時計を見るとまだ30分しか経っていません。
う~っ苦しい・・・同じ味だから飽きてくる・・・マヨネーズも追加してラストスパートです。おにぎりがボディーブローの様に効いてきます。しかし、1年前から楽しみにしていた女子グループは全くペースが落ちません、どんどん網に乗せて食べ続けています。男性陣の網を見るともう牡蠣は少ししか乗っていない状態です。終了時間が来てもお腹が一杯で皆すぐには動けませんでした。参加者はお腹いっぱい食べて、楽しくおしゃべりもして大満足の企画となりました。これからも楽しい岡山支部のレクリエーション企画を考えて行きたいと思います。

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TPP参加表明と各企業の一時金満額回答…

 今日13日は、各企業における春闘回答の集中日である。すでに報道されているように、大手企業では“一時金満額回答”や“上積み回答”が出されるようだ。アベノミクスという、金融緩和と公共投資による投機筋には大喜びの経済政策のよって円安と株高が進み、業績が上方修正されたことを受けてのいわゆる“おこぼれ”である。これは経営者が「ベースアップ(ベア)ではなく、業績に応じた配分」と自ら告白していることからもはっきりしている。何もないよりはマシかともいえるが、逆に言えば業績が悪化すればいつでもカットするということでもあるわけで、連合系労組はこれでお茶を濁すつもりなのかどうか、その真価が問われている。

 一方、安倍首相は15日にもTPPに参加することを表明する方針のようだ。JAは、総選挙後もTPP参加反対を掲げて運動を繰り広げ、昨日も日比谷野音で4000人を超える緊急大集会が開催された。「聖域なき関税撤廃が前提ではない」とオバマ大統領から言質をとったと豪語する安倍首相だが、その内容は単に“主張するのは自由勝手だ”という程度の話である。
 日生協は、「拙速に進めるのではなく、説明責任を果たし、十分な論議を」と主張してきたが、いよいよ是か非かの岐路が目の前に迫った今、さて、何というのだろう?もちろん、日生協の顔色を窺っている各単協の理事会も、生協運動の存在意義に関わるといわれるこの問題で、今こそどういう姿勢を示すのかが問われている。

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3.11 NO NUKES walk & talkに参加してきました(fujishimaより)

 英語のタイトルになっていますが、震災2年の節目に、被災地に祈りを捧げ、脱原発をアピールする行動です。全国的な取り組みの一環で、岡山でも大勢の参加となりました。春の嵐が吹きすさぶ中、主催者の<子ども未来・愛ネットワーク>の代表、大塚愛さんの挨拶で集会が始まりました。その後、大阪のミュージシャンの方や津軽三味線の演奏がありパレード(デモとはいわないそうです)となりました。想いをこめた手作りのプラカードを用意している人も沢山おられました。一緒に参加したU君は、三味線のリズムと演奏を絶賛していました。

 生協労組からは5名が駆けつけ沿道にアピールしてきました。「東京節」の替え歌の「原発バイバイ節」を歌いながら、被災地に想いを寄せて、石山公園から西川まで歩きました。バイバイ節の一節は、こんなフレーズです。「原発はいらないバイのバイのバイ。子供を守ろう。未来を守ろう」。本当にそうです。政治の動きに負けず、粘り強く脱原発の行動を続けていきたい、と改めて感じました。
 最後に被災地の「石巻の石」を置いた献花台に花を添え、手を合わせてきました。なお大塚さんにお話を聞かせてもらえないか、お願いをしてきました。何か企画として実現できるようになったら、またご案内させていただきます。お楽しみに!

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