生協労連第98回中央委員会開催中!

春闘の補強方針の提案を行う鈴木労連書記長

東京で生協労連の中央委員会が開催されています。中四国地連から中央委員4名が参加、今後の春闘の取り組みについて議論を進めています。

全国の生協は、2012年度は減収減益となる見込みで、一時金の削減など、どこの単組も厳しい交渉を強いられています。しかし、今日までに正規では3単組、パートでは8単組がベアを獲得、諸要求でもパートの無期雇用の実現に道筋を付けた単組も7単組を上回りました。

また、コープぎふの理事会は改めて消費税増税反対の立場を明確に表明、TPP問題では東北6県の生協連がTPP参加反対の声明を発表し、被災地復興こそが最優先課題であると改めて安部政権を批判しました。

おかやまの回答も、一時金は削減回答でしたが、パートの無期雇用や失効年休の積立制度の回答は、全国的にも注目されています。経営の厳しさだけが強調されて、働きがいやより働きやすい職場作りが後回しにされるようでは、決して経営は好転しません。厳しい中でもどうやったら働きやすい職場が実現できるのか、今後の交渉の大きなテーマです。

アンケート結果と問題提起する(株)イマージョンの松島氏

また、今回の中央委員会では、昨年実施した全国の生協労働者の暮らしと仕事についてのアンケート調査の最終報告が行われました。ここでは細かな報告はできませんが、「新時代の生協のアイデンティティ、事業戦略の再構築」、「生協らしい人財マネジメントの確立・運用」が必要だと問題提起が行われました。

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