日別アーカイブ: 2013年3月28日

第3回日本で一番大切にしたい会社大賞は、「富士メガネ」

今日は、生協労連の生協政策検討委員会。名前は難しいが、ようは日生協が出した2020年ビジョンや現在の生協の存在価値、各々の事業政策、現場の実態などを労働者の立場から検証していこうという専門委員会である。

今日の会議は、11月の全国研究集会に向けての問題提起(提言)について、先に行った労働者意識調査の集計結果やこの感の職場の実態、事業の進捗状況などを材料に検討を行った。
詳細は別の機会に…いや、関心のある方はぜひ11月の集会に参加して欲しいと思うのだが、ここではそこで出されたちょっと意外だった話を紹介する。
アンケートの分析をお願いしているコンサルタント会社の話では、先ごろ、第3回日本で一番大切にしたい会社大賞に「富士メガネ」さんが選ばれたという話…の中で出された話。大賞ではなかったものの、その実行委員賞にK’sデンキが選ばれたというのだ。
日本で一番大切にしたい会社大賞に応募できるのは、厳格な基準をパスしなければならない。幾つかの基準があるのだが、大手電化製品の量販店でこの基準をパスできるということ自体も驚きだったのだが、なんとK’sデンキには、サービス残業もノルマさえもないのだそうだ。一般の家電量販店のイメージからは想像もできないだけに、その話には仰天した。
目標(一般的にはノルマという場合もあるが)がなければ事業が進まないと言われれば、それもそうかなと思いがちだが、それ自身がどうも我々の思い込みである可能性が高そうだ。そんなことも念頭に起きながら、11月も集会にむけて、問題提起する内容を詰めていきたい。なかなか面白くなりそうだ。

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最賃引き上げ署名、17000筆を国会へ

3月5~6日の春闘中央行動の時に、全国から仲間が集まって、300名以上の国会議員に最低賃金引き上げの請願署名の紹介議員になって欲しいと要請して回りました。その結果、自民や民主を含む17名が要請に応えて「なってもよい」との返答をもらいましたので、27日に一人当たり1000筆をその議員のところへ届けに行きました。

多くの議員は、快く受け取ってくれ、「景気回復には賃金の引き上げが必要。早速手続きします」などと答えてくれました。ところが、そのうちの一人、山口出身の林芳正議員の部屋へいくと秘書が出てきて開口一番、「そんなこと(紹介議員になること)を了承した覚えはない。大体、うちの先生が最賃引き上げ請願書名の紹介議員になるなどあり得ない」とまで言い放ち、署名の受け取りを拒否しました。
まぁ、せっかく地方から足を運んで請願にきたというのに、断るにしてももう少し対応の使用があっても良さそうなものですが、けんもほろろの対応に唖然とするばかりでした。同じ山口出身の安部首相は、そうは言っても「労働者の“報酬”を引き上げるべき」と述べるに至っているのに、まさに自民の本性をみたという感じでした。
最低賃金の引き上げは、前民主党政権時代に政労使で早期に800円、2020年までには全国の平均で1000円にという合意がなされています。政権は変わっても合意そのものは継続していますが、こんな様子だと簡単に反故にされかねません。まだまだ粘り強い取り組みが必要だと感じた要請行動でした。

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