7/9(土)第20回部会総会が開催されました

 梅雨が明け、一気に夏らしくなった7月9日、労福協ビルにて第20回定時職員部会総会を開催しました。
 今回は最初に学習講演を企画、「“男女平等”と“ジェンダー平等”を求めて!」と題し、講師三宅良子さんをお迎えしました。三宅さんは、日本社会の現状は、憲法制定から60年も経た今でも女性と男性の賃金には差があり、過程においても家事育児は女性が担うのは当たり前、民主的であるはずの労働組合の役員でさえ女性が圧倒的に少ないなどなど、男女平等が行きわたっている社会とはとても言い難いと指摘されました。

 更に、「平等が欲しいなら男並みに働け」といわれるのが日本。日本は性別役割分業というのが根付いており…云々、言われてみればハッと気付くことの多い話でした。“ジェンダー社会”とは、「女とはこういうもの」、「男とはこういうもの」という偏見が根付いている社会のことを表し、女はこう、男はこうという固定観念はもうやめた方がよいと思いました。1人1人が大切にされるジェンダー平等の社会実現のためには、学習やみんなでいろんな事が話し合える交流の場をたくさん作っていくことが大切だということを学習会しましたので、今年度は、しっかり交流できる企画を立てたいとおもいます。

 その後、議案の審議に入りました。11年度の方針は10年度と同様、学習を基礎に据えて「組織拡大と強化」「雇用を守り働き続けられる職場を目指す」「均等対遇実現をめざす」「最低賃金の引き上げと生協内最低時給の引き上げに取り組む」の4点の課題を柱に取り組むことを全会一致で確認しました。

 討論では、店舗における閉店時間の変更で契約時間の前倒しをせざるを得なくなった仲間の発言、CS稼働後のDC生鮮での新しいライン運用の中での苦労、みんなでしっかり話し合いをしながら乗り越えてきたことの報告、また生協関連・一般労組から特別ゲストとして参加した長尾流通サービス分会長から、労働組合と出会って仲間と一緒に学び交渉しながら労働条件改善目指し活動をされている報告がされ、生協が良くならなければ、絶対に委託の自分たちも良くならない、共にがんばりましょうと発言されました。

 私達は改めて労働組合の原点に立ち返り、周りにいる委託や派遣、アルバイトにしっかり目を向けて仲間を広げ連帯していこうと決意を固めました。

カテゴリー: DC・商品センター, TOPIXニュース, 定時職員部会, 活動日誌, 部会・支部・業態別 タグ: パーマリンク
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