今年の新卒は4人。私が入協した頃は50人を超える採用だったから、その当時と比べても今の新人さんはかわいそう(?)かな。
それにしても、20歳を超えるような年の差に、自分も年を取ったなぁと改めて実感する。自分の子供であっても不思議ではない年齢だ。4人にはこれから頑張って(頑張りすぎない程度に)ほしいが、世代が違うというか、感覚が違うというか…いゃ、もしかしたらもう私たちのほうが異常なのかも…というのも…
今回の研修に先立って、業務内で労組の話をするオリエンテーションがあった。その時に、何かのきっかけで平和運動の話になったわけだが、憲法9条や平和行進、8月6日や9日が何の日かなんて、ほとんど知らなかったんですよね。まぁ、ちょっとびっくりしたわけですが、これがいまどきの青年だと言われればそうなのかもしれませんね。でも、せっかく生協に就職したわけだから、たとえ昔に比べて生協運動とか平和運動が生協の活動の中で希薄になってきているとしても、そのくらいは知っておいてほしかったと思うのは贅沢でしょうかねぇ。まぁ、これから学んでいってくれればいいんですけど、現場に行けばいくほど生協運動や平和運動なんて文字に触れる機会は一層無くなっていっているというのが実態でしょうしねぇ。じゃぁ、彼らはいつそういうことを学ぶのでしょう?いやぁ、悩ましい限りです…。
研修のその後の歓迎会では、私を含む6人の先輩が参加して、一杯やりました。今年の男性陣の二人は体育会系で、元柔道部(?)兼ESSの〇橋さんの体育会系のノリにも十分ついていっていましたよ。なんと、一人は〇橋さんの自宅に泊まったとか…。まぁ、結構大物かもしれませんね、今後の彼らに期待です!
ゆとり教育のためなのかはよくわかりませんが、私が中学生だった頃でも、高校入試にほとんど出ないからといった感じで、現代史はほとんど省略されてましたね。さすがに憲法は学びましたが、労働組合で学ぶ憲法論と学校で学ぶ憲法論と、どうも視点が違っていたような気がします。
ともかく、これから現場で生協運動とか平和運動とかを学ぶ機会があればいいんですけど、まぁ、期待できないでしょうね。数字が第一の現場(少なくとも私はそう感じています)ですから…。
そんな情けないこと言わないで下さいよーnishizakiさん。おかやまコープの現場で学べなければ生協運動も平和運動も生協労組おかやまが引き受けましょうよ。若い人たちと共に学び運動と経営が両輪となってこそですよ、生協の値打は。
初めて「憲法9条」「8月6日・9日」に触れたのは小学6年生の頃じゃなかったかな~?って思い返してみたり。もしかして、今の若い人は「ゆとり教育」の元、平和教育がカットされていたのかも?
「平和行進」に触れたのは運営委員をした時。「国民」と「市民」があるのが納得出来なかった(今もだけれど)。
4人の新人さんたち、何処かで巡り合って一緒にお仕事するかもしれないし、宅配でお世話になるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。