草彅剛主演の37歳で医者になってとか何とかいう番組が、昨日最終回を迎えた。ずっと見続けていたわけではないが、昨日は家族で見てしまった。草彅の「目の前にいる患者を救いたい、それが医者になったただ一つの理由です」という、医者という職業の本質を突くセリフ…。そんな草彅を、最初は疎ましく感じて“青臭い”とバカにしていた同僚が、そのひたむきさに徐々に感化されていく…。
そして、「青臭いのは若者の特権だ」という上司に、「青臭いのは若者ではなく、自分を変えようとしている人の特権だ」と反論する同僚。なかなかどうして、今の殺伐とした社会や企業の内側を鋭く批判し、“自分たちが望む会社や社会はこんなじゃないはずだ!”と問いかけているような…そんな番組だった。生協も、昔はそんな“青臭い”連中の巣窟だったような気がするのは私だけなのかなぁ…。