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見たか!まるで別世界!これが日本の会社か?

 カンブリア宮殿に登場した伊那食品工業。経営理念をはじめ、その職場風土、従業員を大切に幸せにするための数々の制度や取組み、そのどれもが度肝を抜く内容だ。この、ほんの一部でもおかやまコープの経営理念や職場風土に生かされていたらと感じるのは私だけだろうか…?
 経営者は、これを見てなんというだろう?「あれは伊那食品だからできること」「そういう事業成績を出しているからできること」などと言うかもしれない。そういう輩はわかっていない。こういう経営をしているからこそ、社員ががんばり、利益を生む好循環を作っているのだ。

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明後日23日のカンブリア宮殿にあの「伊那食品工業」が登場する!

 「日本でいちばん大切にしたい会社」で紹介されている会社の中でも、その代表格ともいえるのがこの会社。人(従業員)を大切にする経営とはどんなものか、今から楽しみである。夜の遅い人は録画して必見ですよ!
関連リンク>>法政大 坂本光司研究室のブログ、TV東京カンブリア宮殿

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ここにもあった!日本でいちばん大切にしたい会社

 今、釣りバカ日誌Vol.20ファイナルが終わったところ。スーさんこと鈴木建設の会長(三国連太郎)が引退し、その引退挨拶が映画の最後である。そこでスーさん、いや鈴木建設会長が“遺言”として述べた言葉…、まさに「日本でいちばん大切にしたい会社」となるためのいくつもの条件が、そっくりそのままセリフとして再現された。山田洋二監督も、かの本を読んでいたかのごとく…。もし、読んでいないにもかかわらず、その経営理念を最後のセリフに盛り込んだのだとしたら、その経営理念は坂本光司氏だけが主張する経営論ではなく、やはり普遍的な経営論として認知されてきているのだと確信できる映画だった。

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なかなかいい味出してるじゃない!草彅君

 え~と、37歳で医者になったとか何とかいう番組、嫁さんが見ていたところにたまたま居合わせて見てしまったのだが…。組織の体面とか体裁とか慣例とか、さらには上司の意向とか組織の都合の悪いこと、割に合わないこと…一般的にサラリーマンが苦悩する最たる部分。草彅君演じる主人公の医者は、そんなことよりも患者やその家族の立場になって、そして本来医者に求められる役割、その信念に従って行動する…それも気張っているのではなく、何か違うんじゃないかと悩みながら行動する医者を演じている。医者の物語ではあっても、閉塞感漂う今の社会…いや、多くの企業が失ってしまったものを問いかけているようだ。もちろん、生協も例外ではないという思いからこの件に触れてみたのだがはたして…。

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これからの生協…生協の存在意義は?働く意味は?

[ 2012年6月30日 1:00 PM to 2012年7月1日 2:00 PM. ]  日生協の2020年ビジョン…、果たして皆さんの願う生協の姿になっているだろうか?生協組合員向けにはとても耳触りのいい言葉が多い生協だが、そこに働く仲間の声はなかなかTOPにまで届いていない野も実感できるのではないか…。
 そんな、はたらく側から見た未来の生協の姿と存在価値、はたらく意義を考える学習研究集会。参加者大募集中です!詳しくは>>こちら!

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軍隊式研修よりも、もっと大切で必要なこと…

 先日開催した店舗協議会でのこと。春闘の要求提出団交も終わり、その感想を聞いていた時に出された話だ。交渉に参加しての感想は、「店舗だけでなく、他の部署も大変なんだなぁ」とか、「発言しているうちに、“この人たち(経営陣)は私たちがどんな思いで頑張っているのかわかっているのか?”と沸々と怒りが湧いてきた」とか、まさに今の現場の思いを代弁するような感想が出された…。それはそれなんだが、あるパートの仲間がこう言った…

 「団交の次の日、役員の方がうちの店に買い物に来られました。団交で顔を覚えていたのでわかりました。レジに来られた時、“昨日はお疲れ様でした”と挨拶しました」と…。私はてっきり、役員のほうがレジの職員に向かって声をかけたものと思い込み、「へぇ~、役員はあなたが団交に参加していたのをきちんと見ていたんですね」と応じた。
 大きな勘違いだった。声をかけたのはレジの職員の方だった。もちろん、役員が全職員の顔を覚えるのは大変だ。団交に参加していたかどうかを見極めるのも難しいだろう。しかし、団交への参加・不参加は関係なく、役員が現場(店)に買い物に行き、レジに並んだ時、本来なら役員のほうから「ご苦労様」の一言があってしかるべきではないのか。まさか、自分は役員だから挨拶を“されて当たり前”と思っているわけではあるまいが、こうした細かな一つ一つに経営陣に対する信頼が生まれるかどうかがかかっていると思うのだ。
 実は続きがある。そのあと、何の拍子か、店舗リニューアルの時に研修をしたという話が出された。確か、「こんな大変な研修も受けて頑張っているのに、経営陣は現場のことをちっともわかっていない」とかいう趣旨の感想だったと思う。私は、「こんな大変な研修」というのに食いついた。
私:「“こんな大変な研修”って何?」
パート:「店舗をリニューアルしたとき、正規やパート、アルバイトまで研修をしたんです。CSの研修。グループに分けられて研修を受けるんですが、それがすごいんです」
私:「何がすごいんですか?」
パート:「ここは軍隊かっていう感じの研修だったんです。グループごとで競争させられ、挨拶とかがまずいと大きな声で怒鳴られたり、罵声を浴びせられるんです」
私:「へぇ~、今どきそんな研修やってるんですか…」
 分かっていただけただろうか。そんな研修を現場の仲間は受けさせられているのだ。もっとわかりやすく言うと「ちゃんとあいさつしろ!」ということもその一つだ。そういう研修を職員に受けさせている経営のはずなのに、冒頭の話はいったいなんなんだろう…?と感じるわけだ。
 もっとも批判と誤解を恐れずに私個人の意見を言えば、そんな研修はそもそも“クソくらえ”である。本当のCSは、そんな脅かしや強要で得られるものではない。私も一時は、いわゆるカスタマーサービスは大切だと言って“笑顔の作り方”の研修とか、実績を上げるための“会話のテクニック”とかを学ぶことは悪くはないと思っていたこともあった。でも、今ではそんなことをいくら学んでも、本当の笑顔や心からのお勧めや喜びを、相手に伝えたり表現したりすることはできないと確信を持って言える。何より大切なのは、従業員自身が経営者から大切にされ、信頼され、安心して働くことが保証され、そして責任も持たされて、そこで働くことが顧客とともに喜びとなるような環境に身を置き、それが実感できる時にこそ真のCSの力を発揮することができるからだ。
 もう少し正確に言うと、そういう環境で働き、経営に対して厚い信頼を抱くことが実現できていれば、多少の手荒い研修でも本当の意味で身になる研修となるだろう。しかし、春闘交渉の感想を見ても、残念ながら厚い信頼が得られているとは言い難いし、そういう研修を実施している当の経営側の姿は冒頭で述べたとおりだ。そんな中でのこんな研修は、やらされ感と押し付けられ感満載となり、せっかくの“形式”さえ身にならないだろう。
 ここまで言うと、“その役員の挨拶の話は、たまたまその時がそうだったということではないか”とのご批判もあるだろう。しかし、多くの仲間は実感しているはずだ。うちの経営幹部ほど挨拶ができない幹部はいないと。そう、たまたまではないのだ。この問題は、労組からももう何年も前から指摘し続けている問題である。
 言うこととやっていることが一致していない、もしくはそう思われているということは、信頼を得る上では致命的である。もっとも、それは経営幹部だけではなく、労組幹部にだって言えることは百も承知だ。しかし、一般論では「他人のふり見てわがふり直せ」ということで戒めはできても、肝心の経営学では通用しないと私は思うのだ。

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この間の労理交渉で、いつも感じること…1/19正月営業交渉、2/14春闘要求提出

 2/14(火)、2012年春闘要求書を理事会に提出した。今回の交渉は、こちらの要求を理事会に伝えるのが主なテーマで16名もの仲間が職場の実態を訴えた。
 実は、1/19(木)にも店舗正月営業問題で交渉を行っているのだが、交渉を行うたびに感じることがある。単なる思い過ごしならいいのだが…

…つまり、こういうこと。
◎1月19日正月営業交渉にて…
 この交渉は、1/3営業に関する労組要求に対する回答(昨年11月に出されていた)の説明交渉だった。今年の1/3営業は理事会の断念によって決着したので、今度は2013年の正月に向けた交渉に切り替わって、且つ回答内容からの交渉スタートとなったわけだ。
 回答説明交渉なので、1/3営業のそもそも論はメインテーマではない。なので、その賛否についてここでは言及しない。感じたのは、経営側の労働者に対する思いやりのなさである。
 回答は、はっきり言って労働者側にとって何のメリットもない内容だ。理事会は、しきりに経営の厳しさを言い、労組要求にはこれ以上は応えられないと主張する。一方、組合員にとって求められる生協になるためには“1/3営業”は必須だと訴える。
 組合員の声に一生懸命応えようとする…その姿勢はわかるのだが、それを実行するのは労働者である。その労働者を気遣う姿勢がどうしても見えない…生協職員、あるいは小売業界なんだから当たり前でしょって言っているようにしか聞こえないのだ。
 それは、交渉後の労理会議(店舗会議)でのやり取りに象徴的に現れた。交渉のあと、それに参加した仲間から出された声や感想(意見)…到底納得できる回答ではないという声…を紹介した時のこと…
理:「交渉では、1月3日を営業している他社スーパーの来店状況を明らかにし、需要があることを訴えたが、そういう需要の実態について意見はなかったのか?」
労:「なかった」
理:「生協職員として、その部分に声がなかったこと、分かってもらえていないということが極めて残念だ」
労:「残念なのは、正月の3日に働きに出ざるを得ないという労働者の気持ちが、理事会は分からないのかということだ」
理:「…」
…つまり、生協組合員の声は充分以上に聞こえても、そこに働いている仲間の声は聞こえない…、いや、聞こえていても頭から“それは生協職員として(あるいは流通の者として)は間違っている”とでも思っているかのように見えること…。
◎長くなるが、先の春闘要求交渉でもそうだった。
 「人が足りない、それで年休など取れるわけもなく、風邪さえひけない…そんな過密なシフトで、それでもがんばっている」という主旨の声が仲間から出された。実際はもっと具体的な実態を告発する声だったが…。
 この声に対し理事会は、「今すぐその職場の実態(定数が不足しているのか、業務上の仕組みに問題があるのか)が分からないので、調べさせてほしい」
 気づく人は気づいただろう。そういう声があれば実態を調査するのは当然だ。それはいい。問題は、それこそ団交で発言せざるを得ないほど職場の実状は切羽詰まっているわけで、当然そのことをその現場の責任者が知らないはずはないのだ。ところが、このやり取りでは、理事会にはその実態が伝わっていないということになる。もし、本当に現場責任者も知らないのなら、責任者としての資質は問われるが、理事会が知らないのもやむを得ない。しかし、その発言者が語っていたように、人の募集はかけているということだから、現場責任者が知らないはずはないのだ。
 不思議に感じるのは、そういう実状がなぜ業務ルートで理事会に届いていないのかということだ。つまり、理事会(あるいは現場責任者も)が関心があるのは事業所の業績だけで、そこで働いている労働者がどういう実態におかれているかという問題について、業務上においてどれほどの関心事になっているのかということなのだ。それがちっとも感じられない。
 そこで、聞いてみた。
労:「今あった発言の実態について、事業所責任者が知らないはずはない。なのに、今理事会は“分からない”と言った。そういう労働者が置かれている実態や困っているという情報は、業務ルートからは上がってこないのか?」
理:「事実をまず把握させていただく」
 はっきりとは答えなかった。もちろん、すべてを把握するというのは困難かもしれない。しかし、この発言者が指摘した事実は、ずいぶんと前から言い続けている実態だ…もちろん現場でも訴え続けている。だとすれば、やはり現場と理事会との間のパイプがどこかで詰まっているのではと勘ぐってしまうのである。
 交渉中、専務は終始むずかしい顔をしていた。あえて心中を察することはしない。理事会だって、労働者に対してできる限りのことはしようと努力はしているのだろうし、それは否定しない。しかし、こうした声が絶えず出されているという事実を、そしてその原因に何があるのかをぜひ真剣に考えてほしいと願うばかりだ。

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見つけました!坂本教授の講演録!

 私の今までの会社観や企業観、経営観を180度転換させた著書、「日本でいちばん大切にしたい会社」他、多数の著作を世に出している坂本光司法政大学教授。その講演録を見つけた。少しでも自分たちの会社(私たちでいえば生協)をよくしたいと考える経営者は、ぜひ見て学ぶべきだ。経営者でなくても、坂本氏の経営論は学んで絶対に損はないと思う。視聴されたら、ぜひ感想を聞かせてほしい。講演録のサイトはこちら。

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