2015春闘でベースアップをセパ共に勝ち取る!

2015年3月13日(金)19時~コンベックス岡山にて「2015年春闘要求回答受取全員団交」が開催され、全県より210名の仲間が参加しました。坂本委員長が「日本全体の賃金が上がることが景気回復の道だ。回答の中身を理解して今後を決めたい。そのためのやりとりにしたい。」と挨拶しました。理事会からは田中専務が「店舗黒字化を展望できるまでに皆さんの努力でつくってもらったことに感謝している。」と職員をねぎらいました。

回答はベースアップ:正規100円、パート1円。夏季一時金:正規0.8ヶ月、パート0.55ヶ月。冬季一時金:正規0.99ヶ月、パート0.7ヶ月としました。15春闘の獲得目標だった定昇分を一時金で引き下げる政策を変えさせる部分を勝ち取るだけでなく、わずかですがベースアップまでも引き出すことができました。正規のベースアップは14年振りのことです。しかし、アルバイトや福祉の仲間に対しての賃金面への回答に前進はありませんでした。

その他の諸要求については、ほとんど前進点がみられないばかりか理事会との認識と現場の実態に乖離があることが分かる内容でした。翌日の執行委員会でも「アルバイトに感謝しているというのは口だけなのか。」「休憩が取れない、残業が前提になっているなどへの回答に具体性がない。」「商品説明の時間を要求しているのに、読めば分かる資料を作るなど回答になっていない。」などの厳しい意見が多数出されました。

賃金部分では妥結方向で確認されましたが、諸要求への回答は再交渉を求めることとし、春闘の交渉を総括する執行委員会の見解を出していくことになりました。

カテゴリー: TOPIXニュース パーマリンク
(2) (1) (4)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)