本部関係」カテゴリーアーカイブ

2011春闘 再要求書を提出、再回答団交は4/27(水)

 3月16日に春闘回答が出されて以降、執行部では回答の内容を改めて評価し、14項目の再要求としてまとめ、4月8日(金)、理事会に提出しました。二次回答受取団交は、4月27日(水)19:00から藤田本部第2・3会議室で開催します。ご案内は別途送付しますが、中執、セパ分会長は参加できるよう予定をお願いします。
 再要求書はこちら>>2011春闘再要求書

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, アルバイト部会, 企画案内・募集, 定時職員部会, 店舗事業, 本部関係, 活動日誌, 福祉事業, 青年・女性・ミドルエイジ部会 | タグ: | コメントする
(1) (0) (0)

第10回中執議事録をアップしました

 3月30日(水)に開催された第10回中央執行委員会の議事録をアップしました。
 主な議題は、震災支援の具体化、今後の春闘二次交渉に向けた論議です。震災支援では救援物資の受付を開始したことを確認、春闘では再要求書を出すことを確認しました。

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, アルバイト部会, 宅配事業, 定時職員部会, 店舗事業, 本部関係, 活動日誌, 福祉事業, 部会・支部・業態別 | タグ: | コメントする
(0) (0) (0)

震災支援物資受付中!分会で集めて転送便で労組室まで!

 これまで、被災地での受入れ体制確立の困難さから全国組織的な支援体制の構築が遅れていましたが、ここにきて全労連と全国災害対策連絡会との共同での物流ルートが確保され、組織的な支援体制が構築されました。
 これを受けて、生協労組おかやまでも支援物資の受付を開始します。具体的な受付物資は“続き”をご覧ください。注意書きをよく読んだ上でご協力をお願いします。
 ※物資の藤田本部(労組室)へ持ち込みには転送便が活用できます。

受付物資リスト(新品・未使用品に限ります)
紙おむつ(大人、幼児用)
おしり拭き
トイレットペーパー
ボックスティッシュ、ウェットティッシュ
使い捨てカイロ
シャンプー、石鹸、洗濯用洗剤
食品保存用ポリ容器
ラップ、アルミホイル、ごみ袋等
歯ブラシ、歯磨き粉
軍手、ゴム袋
※物資はバラバラで集めるのではなく、同一種類のものをひとまとめにして送ってください。混載厳禁です。
受付場所、保管場所
受付は藤田本部労組室、保管場所は調整中です。
受付時間
随時(持参する場合、その日時を事前にお知らせください)
送付(転送)方法について
分会で物資が寄せられたら、同じ品目で梱包し、異なる品目を同梱しないこと(梱包するほど量がなければその限りではありません)。物資は転送便を活用してください。容積が大きい場合はカゴ車を活用してください。また藤田本部での会議などの際に持ち込んでいただいても結構です。また、必要に応じて各事業所へ回収便も出しますので、ご希望の分会は労組室まで連絡してください。物資の保管は、各事業所の一角でお願いします(理事会承認済み)。
物資受付対象者について
今回の募集は生協労組おかやま労組員、もしくはおかやまコープ職員の方を通じての持ち込みが対象です。一般の方からの直接の物資受付は行っていませんのでご了承ください。
その他
支援物資については、現地要望によって予告なく変更する場合があります。その他、詳細についてのお問い合わせは、生協労組おかやま労組室までお願いします。

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, その他の情報, アルバイト部会, 井笠支部, 企画案内・募集, 倉敷支部, 備前支部, 備北支部, 宅配事業, 定時職員部会, 岡山支部, 店舗事業, 政策・見解, 本部関係, 活動日誌, 生協・関連一般労組, 福祉事業, 美作支部, 部会・支部・業態別, 青年・女性・ミドルエイジ部会 | タグ: | 2件のコメント
(7) (0) (0)

またも一時金は削減…要求団交の声届かず…3/16回答出る

 3月16日(水)、全県から246名が参加して春闘回答受取団交を開催、理事会から回答が示されました(回答は「議事録・交渉資料・見解等」の「労理交渉に関する文書」からアクセス)。交渉の冒頭では、東北・関東大震災への犠牲者に対して黙とうを行い、労理ともにできうる限りの支援を行っていくことを確認しあいました。

 残念ながら、回答は定昇のみ、一時金は正規▲0.09か月、定時▲0.04か月と削減回答となりました。諸要求については、介護休暇期間現行1年間⇒1年6ヶ月に延長、同時短勤務を現行1h/日⇒1.5h/日に延長するという改善はあったものの、その他の諸要求は基本的にゼロ回答でした。
 理事会は、こうした回答となった背景について、改善されない組織構造的な問題と引き続き厳しい経済環境などを主張しましたが、定昇凍結実施以降、構造的問題が一向に解決されていないことや供給高が低下し続けている問題についての経営責任についての指摘に対しては、「経営責任をとるべき時は、“赤字”になった時や“粉飾”をした時など、社会的に許されない事態を起こした場合に問われるものだ」として、労働者の賃金を犠牲にしながらこの間の経営を維持してきたことに対する責任については全く触れられませんでした。
 こうした姿勢や一時金削減に対する抗議として、執行部は交渉団に対しスト決行は不可欠と提起、但し、情勢を鑑み、ストは中執の指名ストのみとし、全員の時限ストおよび分会長の指名ストは回避する判断を行いました。また、スト行動も震災への支援行動を柱に取り組むことを決め、翌日に予定されているみやぎへの派遣される仲間の壮行会にも連帯参加することを決めました。
 今後の交渉日程は未定です。おかやまコープも支援体制に入っており、調整の上で決定次第お知らせします。

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, アルバイト部会, 宅配事業, 定時職員部会, 店舗事業, 本部関係, 活動日誌, 福祉事業 | タグ: | コメントする
(0) (0) (0)

スト権確立!スト配置は3月17日(木)!

[ 2011年3月17日; 5:00 AM to 5:00 PM. ]  春闘回答受け取り団体交渉を16日(水)に控え、翌17日(木)にスト配置を行います。すでに、理事会にはスト配置通告を行いました。各分会は、16日の回答受け取り団交への参加と、その回答に納得できなかった時のスト決行に備えて準備を行いましょう!
 〇スト権確立投票の結果はこちら>>スト権確立投票の開票結果
 〇理事会へのスト通告文書はこちら>>スト配置通告

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, アルバイト部会, 企画案内・募集, 宅配事業, 定時職員部会, 店舗事業, 本部関係, 活動カレンダー, 福祉事業, 部会・支部・業態別, 青年・女性・ミドルエイジ部会 | タグ: | 2件のコメント
(1) (0) (0)

441名が参加!理事会に春闘要求を提出!

 2月16日(水)、コンベックス岡山に全県から441名の仲間が結集し、理事会へ春闘要求を提出した。西崎書記長の要求説明の後、14名の仲間が職場の切実な声を理事会に訴えた。回答は、3月16日に出される予定だ。労働組合は、これからスト権を確立し、交渉の体制を整えて3/16の回答受取団交に臨む。

 交渉では14名の仲間が発言。その要旨をご紹介する。

北畝の仲間:オープン以来リニューアルもなく、組合員からも老朽化を指摘される。今後の店舗の政策や展望を明らかにしてほしい。
DCの仲間①:2012年冷凍物流稼働で雇用が心配。みんなで頑張って生産性も上げてきた。仕事に誇りを持っている。何でもやるぞ!全員の雇用を守ってほしい。
水島の仲間:新コース編成、昼休憩が取れるように!きちんとチェックしてほしい。以前、正直に“昼休憩が取れない”と運営部の調査に応えたら、対策ではなく「いつまでに解決できるのか?」と言われた。正直に言えば、その解決策は自分自身に求められる。これなら言っても無駄だ。サービス残業、「日を超えると頭がさえる」という運営メンバー。これでサービス残業するなと言っても説得力を持たない。
長船の仲間①:コース編成問題は水島と同じ。せっぱつまってのコース組で、荷が積みきれないような事態となっても、上司も「私も忙しいので何とか頑張れ」としか言ってあげられないのが職場の実情だ。サービス残業、上司は何も言わない。タイムカードを打っていることを知りながら、“アポをとれ”と指示している。注意すると「サービス残業で経営に貢献している」と平気で言う。賃金も年齢の高い層は減っている。徐々に生活も厳しさを増している。一時金のこれ以上の削減はやめてほしい。
長船の仲間②:年休消化、平均で前年を上回るという約束は守ってもらっているが、個々の担当のところでは前年以上に取得できているという実感がない。他生協では、労理の努力で消化率50%を超えた取り組みもあると聞く。おかやまでもぜひ参考に。
井原の仲間:長距離通勤、井原では片道1.5時間以上かけて通勤しているものもいる。肉体的、精神的に負担も大きく、安全運転にも支障が。環境にもよくない。通勤時間が長いのは、地域での社会貢献活動の制約にもなる。転居赴任規定には“通勤不可能とはおおよそ片道20㎞以上”と書いてある。そういう仲間は多数いる。“厳格に”守れとまでは言わないが、改善に向けた努力を。ブロック長の作業、見直しするとされてから久しい。しかし、具体的には何も進まないまま、来年度は配送パートの増員や共済パートの配置などでB長の仕事が増えそうだ。支援担当などの適正な配置が必要ではないか。
東岡山の仲間:雇用問題、組合員サービスセンター提案、平均シミュレーションで他職種(共済パート)への異動を言われるのは不親切と感じている。早く個別センターの具体化を。異動希望者は全員無条件で異動させ、人材育成で働き続けられるように。委託の仲間、正規などと同じ仕事をこなし、それで事業も支えられている。ぜひ直雇用化への政策転換を。均等待遇、慶弔規定について正規に近づけるというのが過去の回答。今後の長期的な展望を。生協運動の展望を。TPPに対する姿勢を明確にすべきだ。キャンペーン問題、みんな“組合員のため”というが、キャンペーンの数字のためか、それ以前に加入した方の手続きを、キャンペーン期間になるまで“取り置き”したため、その組合員が加入(したつもり)直後に店舗カードの発行を近隣の店舗で申し込んだ時、当然その方の組合員情報が出ず、その方を怒らせてしまった…というのが2件あった。あり方としてどうなのか?
DCの仲間②:物流改革による雇用不安が広がっている。雇用を守るといってほしい。
津高の仲間:エレベーターのないアパートの3F以上への持ち上げ。津高の仲間で3件連続3F以上に持ち上げる仲間がいる。特に夏は飲料など重量物も多く、女性にとっては過酷な労働実態だ。ルールを決めてほしい。組合員サービスセンター提案で、TELアルバイトの仕事がなくなる。以前、TEL注文センター稼働でいったん首になり、その後“また来てほしい”と言われ、そして今回また仕事がなくなると。私たちは使い捨ての商品ではないという声が出されている。
笠岡の仲間:年休取得に関する幹部の教育を徹底してほしい。簡単に時季変更権を行使できると勘違いしている。新コース編成、特に混載コースは新規個配が詰め込まれ、大変になる。ルールきめが必要ではないか。
新見の仲間①:アルバイトの頑張りに報いてほしい。一時金の寸志を。配送パートの無事故無違反表彰、倉庫アルバイトの頑張りに報いて。
坂本委員長:消費税、TPP、生協は世論の先頭に立つべきだ。こうした課題について、職場で語られることがない。もっとオープンに議論できる組織にならないとだめだ。経営の展望問題では、現場ではオルガの問題などが必ず指摘される。中計論議がされるが、全職員の参画で率直な議論ができる環境が必要だ。OCRマーキング、高齢化、少量化への対応など、工夫すべき点はまだまだある。キャンペーンが始まり、交渉直前までピンポン活動、訪問したお宅で「今さっき別の人が来てアポの約束したよ」とのこと。聞くと委託の仲間。彼らは本当に頑張っている。体力ではもう年齢的にもかなわない。そういう彼らの奮闘のおかけで成り立っている。そういう彼らをぜひ直雇用にしてほしい。
新見の仲間②:エルボックスのシールのはがれ問題など、いつになったら改善されるのか?もしかしたら手が打たれているのかもしれないが、現場には伝わってきていない。だから、「意見を言っても何も変わらない」という現場の受け止めになる。B長の過密労働、それを見ていれば「有休ください」なんて言えなくなる。そんな職場はおかしいと思う。また来年度に向けてさらにB長業務が増えそうな予感。支援担当の配置、ある程度はゆとりのある計画が必要だ。
DCの仲間③:雇用を守ってほしい。先ほどのエルボックス問題でも、5S活動の提案で、不十分さはあるかもしれないが改善してきている。そういう努力を評価してほしい。

 こうした発言を受けて、専務は具体的な回答は回答書で行うとしつつ、「新コース編成やサービス残業の問題は、(昼休憩はきちんととりなさい、サービス残業はしちゃダメだと口酸っぱく言っているのに…)もういい加減にしてほしいという気持ち。末端の現場にまで上手く情報が伝わっていないのかと感じる部分もあった。声を率直に受け止めて回答に生かしたい」と述べた。
 最後に書記長は、「今回の交渉の特徴は正規の仲間から多く発言があったこと、この場には参加していないが率直な且つ勘違いや誤解も含めた現場の仲間の生の声を付属資料として示したことにある。付属資料については文書回答は求めていないが、理事会が思っていたことと現場が思っていることとの乖離が浮き彫りになっていることも多いのではないか。今回出された発言や付属資料に示されている生の声を真正面から受け止めていただき、業務上で解決すべき問題は積極的にこの資料を活用することも含め、回答に生かしていただきたい」とまとめました。

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, アルバイト部会, 宅配事業, 定時職員部会, 店舗事業, 本部関係, 活動日誌, 福祉事業, 部会・支部・業態別 | タグ: | 2件のコメント
(8) (0) (0)

最低賃金の引き上げこそが、労働者全体の賃金を守る!

 1月15日(土)、倉敷山陽ハイツで第3回分会代表者会議を開き、約80名が参加しました。
 前半は全労連常任幹事の伊藤圭一氏が「最低賃金引上げと公契約運動の意義と到達点」と題して講演しました。後半は、春闘方針の提起と要求(執行部案)の提案、組合員サービスセンター提案と正規人事制度投票結果についての労組見解、生活実感アンケート集約結果報告を行いました。

 いつものことながら、伊藤さんのお話はとても分かりやすく、確信と元気を与えてくれるお話でした。
 今の日本の労働者が置かれている現状をグラフなどでわかりやすく説明。ここ10数年間、賃金が下がり続けているのは日本だけという事実を明らかにし、あの“100年に一度”と言われた金融危機の時(2008年)でも世界各国は賃金が上昇していると日本の実情を批判しました。世界の最低賃金も大幅に引きあがり、当初反対していた企業家までもがそのことが景気回復を促していると言い始めていることも紹介されました。
 さて、今年の春闘では、最低賃金を時給1000円に引き上げる社会的な運動と、理事会に対する要求交渉を結び付け、理事会へも時給1000円を要求する方針です。伊藤氏は、そうした生協労連や生協労組おかやまの方針提起について、勇気と自信を持って時給1000円を掲げてほしいとエールを送り、以下のように述べました。
「時給1000円というと“高すぎるのではないか?”という声が必ず出ます。でも、そういう言い方をする時の“あなた”は、“経営者の視点”に立っています。つまり、そんなに出すと経営が成り立たないのでは?といった風にです。ところが、年収200万円と言ったらどうでしょうか?きっと、“それは安すぎる”とおっしゃるでしょう。その時の“あなた”は、“生活者の視点”に立っているのです。さて、200万円というと、時給1000円で年間2000時間働いて得られる収入です。こう考えるとどうでしょう?」
 どうです?正規職員の年間所定労働時間は1927.5hです。時給1000円は決して高い要求ではない…、それどころか、時給1000円だとしても人たるに値する暮らしはできないのではないでしょうか。
 さて、もう一つ、時給1000円要求で、次に必ずぶつかるのが103万(あるいは130万)問題です。この問題でも伊藤さんの主張は明快でした。
「確かに今の制度下であれば、103万とか130万という問題にぶつからざるを得ません。かくいう私の妻も103万で調整しています。しかし、それを超えたがために発生する不利益よりも、低い時給でその日の暮らしさえもやっとの思いで頑張っている多くの労働者の実態に思いをはせ、彼らのための利益を優先すべきだと思うのです。」
 私はその考えにまったく賛成です。もちろん、社会制度そのものを改革していくことに越したことはありません。当然、時給1000円が実現した場合に103万などの問題で不利益を受けるかもしれない仲間たちとも、十分な議論と理解、納得を得るための努力は必要です。しかし、今この瞬間に困っている人たちが何百万といるのです。労働組合は、個別経営との交渉も重要ですが、こうした大義と正義の立場に立ち、志高く運動を進めていくべきだと思うのです。
 講演のその後、伊藤さんのお話で元気と確信をもらった私は、春闘方針、要求(執行部案)をアツく提起し、職場での論議を呼び掛けました。皆さんの職場でも積極的なご論議を期待したいと思います。
 さて、分会代表者会議が終わった17:30からは、2011年旗開きです。60名ほどが参加し、仲間との交流を深めました。

カテゴリー: CSネット関係, DC・商品センター, P&S, TOPIXニュース, 宅配事業, 店舗事業, 本部関係, 活動日誌, 福祉事業 | タグ: , | コメントする
(7) (0) (0)

関連・委託労働者交流会に参加

 1月15〜16日(土日)にかけて、生協労連主催の「関連・委託労働者交流会」が開催されました。同じ15日には、生協労組おかやまの分会代表者会議と旗開きもありましたが、委託の仲間を労働組合に組織している役割上、分担して交流会の方に参加しました。 
 交流会は熱海で行われ、温泉好きのわたしはちょっとお得な気分で参加しました。
 冒頭、生協労連の委託政策に関する問題意識の提起の後、各生協における委託労働者の実態が報告されましたが、あらためてそのひどさを痛感しました。300万円に届かない年収、 月50時間分やなんと月89時間分もの残業がコミコミになった月給で、時間換算すると最低賃金にも届かない状況、1日に100ポイント以上も配達する労働実態など、生協は違えどもひどい実態は変わらないものがあります。
 にもかかわらず、彼らのモチベーションは高く、高い実績を出している担当がとても多いのです。生協組合員からも好感をもたれている委託労働者が多数いるのです。まさに第一線で生協の業務を支えているといえるでしょう。このことを、生協の経営陣は深く理解しなければならないと思います。生協の経営は、生協組合員を大切にするためにも、彼らのような労働者を大切にすることが必要だと思います。委託労働者も組合員と接する第一線にいることを考慮することが必要です。第一線にいる職員たちを大切にすることができないならば、本当の意味で生協組合員を大切に思っているとはいえないと思います。
 少し本題から外れました。2日目はグループ討議を行いました。そこで明らかになったことは、委託会社の経営陣と突っ込んで交渉すればするほど、生協本体と委託会社との契約内容が彼らの労働条件に深く関わっていることにぶつかることです。つまり、多くの委託業者にとっては、生協の安い委託契約料が、その委託労働者の労働条件引き上げの足かせになっていること、一定水準に引き上げれば赤字経営に陥るところが多いということです。
 よりよい生活をつくるはずの生協が、逆に残酷な委託労働者の生活実態を生み出し、その犠牲の上に事業が成り立っているという事実がハッキリしてきています。参加しての感想は、生協が委託料引上げを出来ないのなら(あくまでも要求はしていきますが…)、わたしたち労働組合の運動でこうした実態を変えていくことが必要だということでした。

カテゴリー: TOPIXニュース, 宅配事業, 書記局のつぶやき…(雑感), 本部関係, 活動日誌, 生協・関連一般労組 | タグ: | 3件のコメント
(6) (0) (0)