書記局のつぶやき…(雑感)」カテゴリーアーカイブ

職場集会開催中!!

ただいま全分会でスト配置に向けた職場集会を開催中です。
みなさんの職場はもう開催されましたか?
事前に配布してある論議用資料「冬季一時金を勝ち取るために、真剣にストライキの論議をしよう」にぜひ目を通してくださいね。
すでに開催された職場ではどんな論議が交わされたでしょうか?
職場集会でのみなさんのお話した内容は、11月7日(金)の分会代表者会議に持ち寄られ、さらに論議を深めることとなります。
それをもとに最終的には11月8日(土)の中央執行委員会でスト配置について判断をします。
わたくし内田もいくつかの職場集会に参加する予定になっています。
ちなみに昨日は玉島のパート分会の職場集会に参加しました。
まだ職場集会をいつ開催するか決まっていないところは早めに日程を決めて書記局までご報告ください。それぞれの担当中央執行委員が集会に立会うことになります。
「はて、だれが担当だったっけ?」などの素朴な疑問もお気軽にご連絡ください。

カテゴリー: 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | コメントする
(3) (0) (1)

はじめまして

はじめまして。10月13日付で書記局に配属になりました内田和隆です。
これまでおかやまコープ入協以来、宅配部門で配送業務に8年半携わってきました。
ただいま配属2週目、慣れないデスクワークに悪戦苦闘の日々でございます。
どうぞみなさまこれからお手柔らかによろしくお願いします。
ひとまず、ホームページの整備に取り掛かっています。
「議事録・交渉資料・見解等」メニューから入ると、
「各種会議 議事録」に各種議事録があります。
そこを順次整備しておりますので、ぜひぜひのぞいてみてくださいねー!

カテゴリー: 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | コメントする
(5) (0) (0)

「戦前の日本を取り戻す!」…安倍晋三

 最近なかなか更新ができず、反省しきり…。そんな中、いよいよ特定秘密保護法案の動きが緊迫してきた。良識の府と言われた参議院の委員会での公聴会開催を決める強行採決。安倍晋三は、一体日本をどこへ導こうとしているのか…?

 マスコミ報道でも、NHKの“大本営発表”ぶりはひときわ目立っていた(怒!)が、ここにきてそのNHKも少しはましになってきただろうか、各報道機関も事の重大さを報道し始めている…。しかし、何せ時間がない!6日(金)の会期末までには一気に成立を目指す政府の姿勢は揺らいでいない。
 一方、世論は急速に広がっている。千人単位で著名人が反対声明に名を連ね、連日の国会包囲行動をはじめとする各地の集会やデモが広がっている。岡山でも3日のデモ行動(石破に言わせるとテロ行為らしいが…(失笑))が行われ、6日まで連日行動が続く。労組もデモ行進に加わり、反対の声を上げてきた。
 そういえば、話はちょっと違うが、4日の某新聞には、JAを中心とするTPP反対の集会に、遂に日生協の浅田会長が参加し、挨拶をしたと掲載されていた。年内には決めるぞ!って言われている今頃になって…、いや、立場を鮮明にしただけでも前進か…。
 現場は、12月に入り最も忙しい時期に入った。目の前の課題をこなすことに精いっぱいの日々が続くが、今日本は重大な岐路に立たされていることにも目を向ける必要がある。それぞれが精いっぱいのことに取り組み、いつの間にか、あの暗黒の時代に逆戻りしていたということのないようにしていきたいものである。

カテゴリー: TOPIXニュース, 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , , , , | 1件のコメント
(8) (0) (0)

経営者の発想が全然違う!うちの子供の就職先に!

 8月20日、ユーコープ労組の生協政策検討プロジェクトの取り組みの一環で、他企業の見学ツアーがあり、生協労連政策委員の私も同行させていただいた。訪問した企業は、“生活の木”、“武蔵境自動車教習所”。生活の木は、アロマテラピーを中心にアロマの文化を創造する企業、武蔵境自動車教習所はその名の通り自動車学校だ。
 全く畑違いの企業だが、参加者からは一様に「うちの経営者と全然考え方が違う!」、「うちの子どもの就職先としてお願いしたい!」と絶賛の嵐だった。

 皆さんは、もう読まれただろうか?坂本光司著「日本で一番大切にしたい会社」。その坂本教授が推薦する企業である。詳細は書けないが、まさに本に書かれてある経営理念、経営思想を生で見聞きできた貴重な時間だった。
 少し紹介すると、生活の木の企業理念は、アロマの文化を創造し、世に広めること。つまり、アロマの機器や関連グッズをいかに売るかということではない。武蔵境自動車教習所も、免許を取らすための教習を行うのではなく、事故を起こさないドライバーを世に送り出すことなんだそうだ。
 ん~、これだけではちょっと伝わらないかなぁ…。
 も一つ書くと、両企業とも従業員は顧客以上に大切なのだという思想が経営者の考え方に定着徹底していることである。つまり、たとえ経営が厳しくても、従業員の責任にしたり、ましてや賃金カットやリストラなど犠牲を強いるということは考えない。とにかく、一見に値する。
 おかやまでも、昨年春に行った職満足度調査の結果を元に、ユーコープ労組が取り組んでいるような政策検討プロジェクトを立ち上げる予定にしている。その際には是非、みんなでそういう企業の見学・研修に行きたいと考えている。近日中にメンバーを募集するので、積極的なご参加を呼びかけたい。

カテゴリー: TOPIXニュース, 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , | コメントする
(7) (0) (0)

4/23春闘二次交渉!妥結(提案)するも、立場の違い鮮明に!

 2013年春闘は、4/23に開催された二次交渉に参加した交渉団で、職場に妥結提案することを確認しました。今年の春闘回答は、評価できる部分とできない部分が混在したもので、赤字転落が現実的になりつつあった(結果は黒字)状況を考慮すれば評価できる回答内容でした。しかし一方で回答を一つ一つ精査すれば、とても生協運動を進める事業者の立場の回答とは言い難いと言わざる得ないような内容も含まれ、労組との立場との違いが極めて鮮明となったのも大きな特徴でした。

 交渉の冒頭、労組側から今回の回答の評価部分(以下)を示した上で、納得できない部分についてのやり取りを行うことを表明しました。

赤字転落の可能性が高まる中で、一時金が削減された昨年の年収実績ではなく、昨年の予算年収を上回らせる一時金を支給するという回答姿勢を示したこと
パートの無期雇用契約の実現(若干の調整協議後)
使用目的の限定や上限日数などの不十分さはあるものの、失効年休の積立制度の実現
年休取得目標前年実績+1日の設定
制服支給の改善

 一方、店舗パートの駐車場問題、パート間で格差のある時間帯割増手当の支給問題では、結局現在の矛盾を納得させられるだけの説明はされず、「これ以上のコスト負担はできない」との一点張りでした。また、配送トラックのバックモニター問題では、「モニターを付けた方が、バック時のスピードが上がり危険。そのため事故が増えたという他生協の報告実態もある」と強弁。委員長が「バックモニターを過信して事故が増えたとすれば、その原因はバックモニターにではなく、それを運用する人間にある」と反論する場面もありました。
 さらには、回答で“労組とは立場が違う”とした消費税やTPP参加問題について、「消費税については、それだけで反対している立場ではない。将来の社会保障費をどう賄っていくかという総合的な問題としてとらえている。現状では、所得間格差の是正の対応もなされてきていると認識しており、状況(増税の)に応じて対応していくというのが立場だ」、「おかやまコープは基本的に単純なTPP反対の立場ではない。農水省などから出されている数値も根拠のないものがほとんどで、既得権益を守るがための主張(試算)ではないか。地域農協ではTPP賛成と言っているところもある。TPPに参加すれば県内の酪農は壊滅するなどといわれるが、牛乳などの生ものはそもそも輸入できない。おかやまコープは県内産の牛乳を販売し、シェアで1/5程度。市販品より20円も高いが、県内産がほしいという思いで買ってくれている。協同組合としてそれを頑張って売るということが目の前の生産者を守ることになる」と表明。書記長は、「労組の見解とは相違があるとの回答は、これまでにない踏み込んだ回答だ。理事会の説明は、内部報の協働に書かれた理事長の記事とも一致しない見解ではないか。これで立場の違いは明確となった。今後の重大なテーマだ」と表明しました。
 私(西崎)の個人的な感想を言えば、“これが、過去、消費者運動を牽引・推進してきた生協の立場なのか”と耳を疑うようなやり取りでした。現状では、これ以上やり取りをしても平行線となるばかりなのは明白だったため、妥結提案をせざるを得ませんでしたが…。
 私たちのような、過去、“生協運動”に魅力や働きがいを感じた世代は、もはや時代遅れなのかもしれません。しかし、決して当時の暮らしよりも今の暮らしがよりよくなったとは言い難い…、それどころかモノはあふれても、暮らしそのものはしにくくなったというのが実感ではないでしょうか。今まさにそういう社会の実態の中で、協同組合の存在価値が問い直されているときに、前述のような回答はいかがなものかと感じずにはいられません。政策的な問題については、おかやまコープだけの問題ではなく、全国的なテーマとして生協労連内でも議論が進められていますが、今こそ現代社会における生活協同組合の存在価値について議論を戦わすことが必要な時期にきているのかもしれませんね。
 さて、上記のとおり、一時金や雇用契約、年休問題では頑張った回答ではあったものの、現場に多く残された矛盾や政策的課題は大きな課題として今後に残りました。とりあえず、全分会ではもれなく妥結投票をお願いします。
 

カテゴリー: TOPIXニュース, 政策・見解, 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , , , , | 7件のコメント
(9) (0) (1)

第3回日本で一番大切にしたい会社大賞は、「富士メガネ」

今日は、生協労連の生協政策検討委員会。名前は難しいが、ようは日生協が出した2020年ビジョンや現在の生協の存在価値、各々の事業政策、現場の実態などを労働者の立場から検証していこうという専門委員会である。

今日の会議は、11月の全国研究集会に向けての問題提起(提言)について、先に行った労働者意識調査の集計結果やこの感の職場の実態、事業の進捗状況などを材料に検討を行った。
詳細は別の機会に…いや、関心のある方はぜひ11月の集会に参加して欲しいと思うのだが、ここではそこで出されたちょっと意外だった話を紹介する。
アンケートの分析をお願いしているコンサルタント会社の話では、先ごろ、第3回日本で一番大切にしたい会社大賞に「富士メガネ」さんが選ばれたという話…の中で出された話。大賞ではなかったものの、その実行委員賞にK’sデンキが選ばれたというのだ。
日本で一番大切にしたい会社大賞に応募できるのは、厳格な基準をパスしなければならない。幾つかの基準があるのだが、大手電化製品の量販店でこの基準をパスできるということ自体も驚きだったのだが、なんとK’sデンキには、サービス残業もノルマさえもないのだそうだ。一般の家電量販店のイメージからは想像もできないだけに、その話には仰天した。
目標(一般的にはノルマという場合もあるが)がなければ事業が進まないと言われれば、それもそうかなと思いがちだが、それ自身がどうも我々の思い込みである可能性が高そうだ。そんなことも念頭に起きながら、11月も集会にむけて、問題提起する内容を詰めていきたい。なかなか面白くなりそうだ。

カテゴリー: TOPIXニュース, 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , , | コメントする
(3) (0) (0)

TPP参加表明と各企業の一時金満額回答…

 今日13日は、各企業における春闘回答の集中日である。すでに報道されているように、大手企業では“一時金満額回答”や“上積み回答”が出されるようだ。アベノミクスという、金融緩和と公共投資による投機筋には大喜びの経済政策のよって円安と株高が進み、業績が上方修正されたことを受けてのいわゆる“おこぼれ”である。これは経営者が「ベースアップ(ベア)ではなく、業績に応じた配分」と自ら告白していることからもはっきりしている。何もないよりはマシかともいえるが、逆に言えば業績が悪化すればいつでもカットするということでもあるわけで、連合系労組はこれでお茶を濁すつもりなのかどうか、その真価が問われている。

 一方、安倍首相は15日にもTPPに参加することを表明する方針のようだ。JAは、総選挙後もTPP参加反対を掲げて運動を繰り広げ、昨日も日比谷野音で4000人を超える緊急大集会が開催された。「聖域なき関税撤廃が前提ではない」とオバマ大統領から言質をとったと豪語する安倍首相だが、その内容は単に“主張するのは自由勝手だ”という程度の話である。
 日生協は、「拙速に進めるのではなく、説明責任を果たし、十分な論議を」と主張してきたが、いよいよ是か非かの岐路が目の前に迫った今、さて、何というのだろう?もちろん、日生協の顔色を窺っている各単協の理事会も、生協運動の存在意義に関わるといわれるこの問題で、今こそどういう姿勢を示すのかが問われている。

カテゴリー: 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , | コメントする
(6) (0) (0)

成果を出すことで賃金は保障される?

 今年の春闘職場集会の中で、「賃金は、与えられた成果を上げてこそ保障される。それができていない(…から赤字にもなる)のに、賃金要求などすべきではない」といった趣旨の報告があった。おそらく、成果を出すよう頑張らないと経営そのものが危なくなる、だから労組も他生協の成功事例などを政策提言として発信していくべきだ…という前向きな意見だろうとは思いつつ、一言(…にはならないか…)感想を。

 ニワトリが先か、タマゴが先か…といった論議になりそうなのだが、私はその職場の意見は逆であると思っている。成果を上げるのは労働者であり、その力が発揮できるかどうかも労働者の頑張りや力量である。だからこそ、その労働者が安心して働ける環境や、希望や展望を持ち働き続けられる環境をつくること、これをコストがかかっても作り上げるべきであり、そうしてこそ企業(うちの場合は生協経営)へのロイヤリティ、帰属意識、信頼意識が高まり、その企業のために一生懸命頑張ろうとなるのだと思う。もちろん、そうすることが組合員の暮らしへの貢献になることは言うまでもなく、それが結果、利益につながるのだと考える。
 視点を変えれば、そういう環境があって初めて、組合員の暮らしにも真の意味で貢献できると思うのだ。例えば、先に開かれた宅配事業研究会。ここで経営幹部から来年度方針というものが提起された。詳細は省くが、その柱は“コア組合員”をつくること、そのために①“生協ならでは商品”を各事業で200品目を選定し、お勧めをすること、②登録商品も充実させ、登録率を引き上げることなどが提起された。
 確かに、コア組合員を増やすことは、供給高を増加させるための手段ではあるだろう。しかし、どう見ても“売り手発想”から抜け出せていないと感じるのである。例えばバナナの登録を進めるために、栄養価や朝食にバナナをとか、いろいろ言われていたが、私に言わせれば「大きなお世話」なのである。私自身は朝食は摂らないし、和食派の方も多いだろう。そういう人に、「朝食にバナナがいいですよ」と単純にお勧めしても何にも響かないのだ。
 では、何が大切か。そういう一人ひとりの組合員の暮らしに合った形で、登録商品を軸とした「食の提案」ができるようにならなければならない。それをしようと思うと、組合員とのコミュニケーションは欠かせないし、情報収集力やそれに要する時間の確保や、何より自分の頭でどうやったらあの組合員の暮らしに貢献できるかを考えることのできる時間的ゆとりや精神的ゆとりが必要である。にもかかわらず、最後は配達ポイントを増やせば〇〇人時の効率化になるという話だ。当然、班の滞在時間は短くなり、情報収集どころではないだろう。それに加えて、加入や共済など、日常の数値課題もやらなくてはならないのだ。
 労働組合に聞こえてくる声は、ネガティブなものが多いとは思う。しかし、そうやって効率と課題で職員を追い立て、赤字になるぞ、出資配当ができなくなるぞと煽る風潮はそのままだ。そんな中でいくら“お勧めしよう”と叫んでも、一体いつどこでやるんだ?ということになりはしないか。今年の春闘交渉でも、そうした取り組みを成功させるためには職員の働き方のゆとりが必要なのだと強調した。コストはかかっても、安心できて働きやすい職場環境を実現することこそ、労働者の力を発揮させる源泉となるのだ。

カテゴリー: 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 | タグ: , , | 4件のコメント
(2) (0) (0)