日別アーカイブ: 2015年6月11日

中国最賃キャラバンで労働局訪問

6月10日(水)11時~12時まで全労連中国最賃キャラバンの方々と一緒に、岡山労働局に7名で最賃の引き上げ等を求める要請行動に取り組みました。労働局側は3名が対応し、①全国一律最賃制度の創設②最賃審議会の完全公開③最賃労働側委員の選任方法についての3つの要請事項の提出と口頭による回答受取、質疑応答を行いました。
労働局側の回答要旨は①全国一律は回答をする立場にない②審議委員会は原則公開になっている③選任方法は総合的に判断しているといういつもの回答でした。その後、全労連として中国地方で最賃キャラバンに取り組んでいる事の説明と、3つの要請について訴えました。
質疑応答では、労働局側は中央の目安ありきではないと言いながらも「中央の目安は無視はできない。」と言います。原則公開と言っても肝心なところは非公開ではないかとの問いには「活発な議論ができないと判断した時に会長が非公開にする。」との話でした。また、選任方法が不公平だとの訴えには「選考基準がないので総合的に判断したとしか言えない」との発言に、選考基準がないことが分かりました。
とっとりでは最賃審議会を完全公開していることや島根のパートの平均時給が900円位など他県の状況をお話すると担当官は大きくうなずく場面もあり、他県の情報を知らせることは大切なことだと感じました。まずは審議会を完全公開している鳥取県を目指して運動を継続していきたいと思います。

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