2015年春闘方針が提起された中央委員会

12月10日・11日と2日間にわたり、東京五反田において「生協労連第103回中央委員会」が開催され、2014年秋闘の中間報告と2015年春闘方針四役案が提起されました。

初日の挨拶で、北口委員長はノーベル平和賞を受賞したマララさんの言葉を引用し「マララさんは子ども達に立ち上がろうと呼びかけています。これが運動の本質です。マスクを仲間が声をかけて渡せるかどうかが大切です。それによりマスクはただのマスクではなくなります。待遇改善のためには仲間が必要です。すべての単組で純増を迎えるためにどうすればよいか議論しましょう。」と呼びかけました。

全労連小田川議長の情勢の学習会の後、清岡書記長より、2014年秋闘の中間報告、秋の拡大月間のまとめ、2015年春闘方針四役案について報告と提案がありました。分散会では参加者は6つの会場に分かれて2014秋闘を踏まえて2015春闘をいかにたたかうか、組織拡大・強化のとりくみについて単組報告を行い情報を共有しました。どこの単組も人手不足が深刻で、求人対策として人事制度提案が出されているところが多いことが分かりました。

2日目は全体討論を行い、17名が発言しました。おかやまからは生協関連・一般労組の長尾さんが「流通のたたかいと組織拡大」、生協労組おかやまからは内田さんが「ストを背景にした秋闘のたたかい」について発言しました。

発言からは秋闘でかちとった労働条件の報告が多くありました。また、オレンジコープの仲間は裁判闘争への引き続きの支援を訴えました。発言のまとめで清岡書記長は「変化を作り出す絶好のチャンスだ。秋でも多くの成果を上げている。全体でたたかうための学習会だ。知りたいことを学習し、対話をし、声を掛け合うことが大切だ。全員参加、全ての仲間がキーワードだ。排除しないことを貫こう」と呼びかけて中央委員会は終了しました。中央委員会は2015年春闘は「4つのワクワク」をキーワードに、楽しく元気にたたかうスタート集会となりました。

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