2013年度中四国地連労働学校「社員の幸せが顧客の幸せにつながる」

12月14日(土)中四国地連労働学校の学習講演で、ファーストコラボレーションという会社の経営について武樋泰臣社長より話を伺った。不動産業を営む小規模の会社。高知で3店舗を構えている。

社長さんと女性店長さんの話を伺い、刺激と元気をもらった。この会社は私たちの感覚からするとまるで夢のような会社。命令、ノルマ、歩合なし、営業のための訪問なし、それで不動産業という仕事が成り立つのか、と疑問が湧いて来てしまうほど。しかも職場では外出自由、私語OK等、常識では計り知れないスタイルをとっている。それで…も顧客満足度で日本一に輝く会社なのだ。

ところがこの会社、顧客満足度=CSだけを決して仕事の尺度にしない、CSばかりを追求すると疲れちゃう、やっぱり従業員満足=ESが充実しないと続かないのではないかと言われる。だから従業員がワクワクと仕事が出来る環境を一番大切にしている。

実際、社長さんと店長さんも親子みたいに仲が良く、楽しく仕事をしている様子が伝わってきた。すぐにこの会社のようにとはいかないが、違うスタイルの職場があることを実感できたのは良かった。異業種の方の話を聞けるのは良い経験だ。

総じて、凝り固まった自分の頭を優しくほぐしてくれたような感じを覚えた講演会だった。それは多分ケインズの次の言葉に近いものだろう。

「この世で難しいのは、新しい考えを受け入れることではなく、精神の隅々にまで根をはった古い考えを忘れることだ」

これも社長さんが紹介してくれたものだ。精神的にリフレッシュ出来た。週明けからまた頑張ろう✌️(藤島)

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2013年度中四国地連労働学校「社員の幸せが顧客の幸せにつながる」 への2件のフィードバック

  1. 全沢直樹 のコメント:

     今年度の宅配研はやらないことになったらしい。やっとこの意味のない行事をなくす英断かと思ったが、次年度のスケジュールには残っている。いらんでしょ。

    • nishizaki のコメント:

      私個人の感想…全体がいいのかどうかは別にして、皆が集まって議論する場は絶対に必要です。だから、研修そのものに意味がないとは思いません。むしろ、内容に問題があるのであって、宅配研がそういう場になっていないのであれば、中止するのではなく、内容を変えるべきだと思います。

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