第10回生協関連・一般労働組合定期大会&アルバイト支部(部会)総会

2013年9月28日(土)奉還町りぶら2Fにて参加者32名で開催されました。学習講演ではJALの不当解雇撤回裁判を闘っている神瀬麻里子(こうのせまりこ)さんによる「私は変える、みんなと変える」と題した講演でした。

JALに客室乗務員として採用されたにも関わらず、最初は地上研修を命ぜられたそうです。おかしいなとは思ったものの、色々な経験をさせるためという会社の説明を信じていたが、後から会社側の息のかかった労組に入れるためにそうしていたことが分かったということでした。彼女はその後、会社の提案に加担する労組を脱退して客乗組合に変わったそうです。

JALは労組が思いのままに動かなくなると新労組を立ち上げることを繰り返したため、6つの労組があることで複雑になり、運動が難しくなっていると話されました。

JALは2010年1月の破綻により165名を解雇、その内148名が立ち上がりました。JALは整理解雇の4要件を満たしていない。安全運航のために意見を言い続けてきた組合を一気に潰そうとしたからだと訴えました。そして、空の安全を守っているのはベテランの経験の蓄積だと話されました。

神瀬さんの具体的な客室乗務員の仕事の話を聞いていると本当にベテランの方に居て欲しいと思いました。全国の支援を受けて闘っていることに対して感謝の言葉を言口にされましたが、お話を伺った私達の方が勇気をもらい、自分の身に置き換えたときに何ができるかを考え、支援物資を買って応援したいという気持ちを参加者みんなが持ちました。組合はみんなで支え合うんだという気持ちを呼びさましてくれた神瀬さんに暖かい拍手が送られました。

総会は提出された議案は全て承認され、2013年度が始まりました。また、アルバイト支部(部会)役員体制の紹介もありました。課題は山積していますが、力を合わせて前進していきたいと思います。

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