経営者の発想が全然違う!うちの子供の就職先に!

 8月20日、ユーコープ労組の生協政策検討プロジェクトの取り組みの一環で、他企業の見学ツアーがあり、生協労連政策委員の私も同行させていただいた。訪問した企業は、“生活の木”、“武蔵境自動車教習所”。生活の木は、アロマテラピーを中心にアロマの文化を創造する企業、武蔵境自動車教習所はその名の通り自動車学校だ。
 全く畑違いの企業だが、参加者からは一様に「うちの経営者と全然考え方が違う!」、「うちの子どもの就職先としてお願いしたい!」と絶賛の嵐だった。


 皆さんは、もう読まれただろうか?坂本光司著「日本で一番大切にしたい会社」。その坂本教授が推薦する企業である。詳細は書けないが、まさに本に書かれてある経営理念、経営思想を生で見聞きできた貴重な時間だった。
 少し紹介すると、生活の木の企業理念は、アロマの文化を創造し、世に広めること。つまり、アロマの機器や関連グッズをいかに売るかということではない。武蔵境自動車教習所も、免許を取らすための教習を行うのではなく、事故を起こさないドライバーを世に送り出すことなんだそうだ。

 ん~、これだけではちょっと伝わらないかなぁ…。

 も一つ書くと、両企業とも従業員は顧客以上に大切なのだという思想が経営者の考え方に定着徹底していることである。つまり、たとえ経営が厳しくても、従業員の責任にしたり、ましてや賃金カットやリストラなど犠牲を強いるということは考えない。とにかく、一見に値する。

 おかやまでも、昨年春に行った職満足度調査の結果を元に、ユーコープ労組が取り組んでいるような政策検討プロジェクトを立ち上げる予定にしている。その際には是非、みんなでそういう企業の見学・研修に行きたいと考えている。近日中にメンバーを募集するので、積極的なご参加を呼びかけたい。

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