中央最賃審議会が14円引き上げ目安

中央最低賃金審議会小委員会が、今年の最低賃金の引き上げの目安を14円とすることを決めたようだ。安部内閣がインフレターゲットを2%に設定したことを受けて、最賃額も平均的に約2%の引き上げが必要だと言われていたが、ほぼそのまんまという感じか。
Cランクの岡山は10円ということらしいが、消費税増税や社会保障や年金の大幅削減などを考えれば、10円はおろか、14円でさえあまりに低すぎると言わざるを得まい。
岡山では9日に第1回目の地方審議会が開かれる。10円の中央目安を参考に議論されるんだろうが、当日は生協労組から高木副委員長が意見陳述する予定でもある。しっかりと低すぎる最賃の現状と中央目安を批判し、中央目安に迎合せず、暮らしの実態に基づいて大幅引き上げを行うよう訴えていきたい。

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