労組メンバー=有志読書会の面々で山口県祝島と岩国基地を訪ねて来ました。この祝島に行きたいと思った理由は、読書会で小出裕章さんの『原発はいらない』を読み、島民の方が長年にわたり原発建設反対の運動を続けていることを知ったからです。まさかこれほど早く機会が訪れるとは思ってもいませんでした。何か引き寄せてくれるご縁があったような気さえします。
全国の参加者と共に「上関原発を立てさせない島民の会」代表の清水敏保さんのお話を伺いました。清水さんは、島で生活物資などの運送業をされています。私は勝手ながら反対運動の闘士というイメージを持っていましたが、むしろ物腰の柔らかい穏やかな方でした。
その清水さんから祝島の闘いの歴史について教わりました。50代の若い衆が海で、陸でも80代のおばあちゃんたちが中国電力と命を張ってしたたかに闘い、「宝の海」を守りぬいてきたことを、知りました。月曜日定例の原発反対デモも30年にも及び1150回を数えるそうです。長年の闘いに、本当に敬服しました。そしてこの闘いを周りに伝え、自分にも出来ることを通じて、祝島の方々と少しでも連帯していきたいと感じた次第です。
この交流についてレポートをまとめましたのでご覧ください。レポートはこちら>>2013.04.24祝島&岩国レポート(PDF532KB)