日別アーカイブ: 2012年8月23日

統一物流問題で理事会と交渉!

 23日、藤田本部で物流パートの雇用問題に関する交渉を行った。尾道の物流センターへの移行が9月末に迫る中、物流パートの異動や退職などが発生する。交渉は、退職割増66日分の要求に対し、40日分しか出せないという理事会回答に抗議してのものだ。

 交渉では多くの仲間が、職を失うことへの不安や収入が途絶えることによる暮らしへの不安、大好きだった生協の職場を去らなければいけないという葛藤…を発言、その多くが胸を打つような内容だった。
 それに対し理事会は、切実な声を真摯に受け止めたいとしつつも、赤字に転落する可能性が極めて高くなっているという経営の実情を改めて強調し、40日の回答でさえ無理をして出した回答であり、現段階でそれ以上の回答は用意出来ていないと平行線のままだった。
 交渉団は、交渉中に出された多くの発言を踏まえて、改めて再要求を出すことを確認、期日が迫ってはいるものの納得が出来るまで交渉を継続することを確認した。
 それにしても、66日分とまではいかないまでも、2ヶ月分に相当する44日分を出したとしても、それにかかる費用は200万前後である(退職を選択する人数による)。つまり理事会は、現状の経営の水準のままで年度末まで推移したとして、さらに減損処理をした場合は億の単位で赤字が出ると主張しているが、それを少しでもカバーするためにたった200万が出せないと言っているのだ。
 経営の立場でいえば、たった200万、されど200万なのかもしれないが、億単位で赤字が出るなんていうレベルの話でいえば、そんなもの誤差の範囲ではないか。この間だけでも、どれだけシミュレーションした通りの実態になっていないことの多いことか!それよりも、長年生協に対して大きな貢献を果たしてきてくれた…彼ら彼女らがいなければ、宅配(共購)事業は成立していなかったのだから!…パートさんが、去るも残るも気持ちよくしてあげることが大切ではないのか。
 交渉はまだしばらく続く。おかやまコープの経営に携わる面々が、本日(23日)のカンブリア宮殿を視聴していてくれればいいのだが…と、真剣に願う。

カテゴリー: DC・商品センター, TOPIXニュース, 活動日誌 | タグ: , , | コメントする
(5) (0) (0)

見たか!まるで別世界!これが日本の会社か?

 カンブリア宮殿に登場した伊那食品工業。経営理念をはじめ、その職場風土、従業員を大切に幸せにするための数々の制度や取組み、そのどれもが度肝を抜く内容だ。この、ほんの一部でもおかやまコープの経営理念や職場風土に生かされていたらと感じるのは私だけだろうか…?
 経営者は、これを見てなんというだろう?「あれは伊那食品だからできること」「そういう事業成績を出しているからできること」などと言うかもしれない。そういう輩はわかっていない。こういう経営をしているからこそ、社員ががんばり、利益を生む好循環を作っているのだ。

カテゴリー: TOPIXニュース, 書記局のつぶやき…(雑感) | タグ: , | コメントする
(3) (0) (0)