原水爆禁止2012年世界大会に行って来た~!

 8月5~6日(広島大会そのものは4~6日)と「原水爆禁止2012年世界大会」に参加してきました。
 5日は分科会。私はシンポジウム「核兵器、原発私たちの未来-原発からの撤退・自然エネルギーを考える」に参加しました。今もっとも関心の高いテーマの為か、会場は420名の参加で席が足らず、通路にまで人があふれました。
 3名のシンポジストのうち、ドイツから招かれた国際反核法律家協会共同課長ピーター・ベッカー博士は、ドイツが原子力から撤退を決めたこと背景には、福島の事故後に急に決めたのではなく、1970年代から始まった国民による反原発運動から脈々と続いている同国の歴史と運動があることが紹介されました。

 午後の講演では、福島県浪江町の馬場有町長が、3.12の水素爆発でも連絡協定を結んでいた東電からの連絡は無く、テレビで知ったことなどを悔しさをにじませて話されました。町長の話に耳を傾けた参加者は、復興と賠償の道にほど遠い現実の話に自分には何が出来るのかを問いかけたことでしょう。発言も沢山あり、終了時間まで発言者が途切れることはありませんでした。

 6日は閉会総会<ヒロシマデー集会>に参加しました。各国から参加した発言者は核に関する自国の苦しみを伝え、共にたたかおうと呼びかけました。ここでも福島県の女子高生が発言し、普通の高校生が避難民と呼ばれるようになり、避難所は偏った食生活で風呂にも入れない過酷な生活だったと語り、私達の未来に核兵器や原発はいらないと締めくくると会場から大きな拍手に包まれました。

 原水爆禁止世界大会は初めての参加でしたが、世界中で放射能に苦しんでいる人々の生の声を聞き、核と人類とは共存できないとの思いを強くしました。自分のできることからやっていこうと思い、第1歩として「さよなら原発」のステッカーを購入。愛車に貼ってさっそく意思表明したいと思います…することちっちゃ!

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