ただいま、生協労連第96回中央委員会が終了…

 昨日から2日間にわたって中央委員会が開かれた。全国の生協労組の春闘のたたかいや組織拡大の取り組み、焦眉の労理課題などについて様々な報告・討議がされた。全ては紹介できないが、最後のまとめで鈴木書記長は、「あちこちで問題が起こっているが、とどのつまりは正義と公正、平等についての綱引きだ、それを引っ張る力として労働組合の役割があり、組織拡大がその力を大きくするのだ」とまとめた。


 とにかく、あちこちで信じられないようなことが起こっている。その根底には、やはり人間を人間として扱っていない風潮が見え隠れする。ふくしまなどでは、春闘と言っても賃金問題は要求せず、地域に生協は酷いところだという話が広まっていて、だから募集しても人が来ないというのが実態だとして、そんな生協をこれからどうすんだ!というやり取りだけをやったらしい。やはり、それが根本的な問題なんだろうなと思う。マイケル・サンデル教授ではないが、生協の事業や運営に人間として正しい選択がされるよう、労働組合の役割はやはり重いと感じた2日間だった。

 ところで余談だが、いずみ生協労組の山重委員長の発言の冒頭は秀逸だった。「先日腹の立つことがあった。レバーの生が禁止になったこと。レバーを禁止する前に、原発を禁止しろ!」と。関西ならではのツッコミ話術には脱帽である。まぁ、レバーも人の命には関わるのだが…ともちろんフォローも忘れない。労組幹部にも、こんな楽しいセンスが必要かな…。

カテゴリー: TOPIXニュース, 書記局のつぶやき…(雑感), 活動日誌 タグ: パーマリンク
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