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生協労連
県労会議
友誼団体等
日別アーカイブ: 2012年5月2日
法律は、守ってさえいればいいのか?
悲惨な事故が相次いだ。登校する小学生の列に車が突っ込んだかと思えば、今度は夜行バスの大事故である。犠牲になられた方々の遺族の悲しみは計り知れず、心よりお悔やみ申し上げたい。
ところで、今マスコミでは夜行バスの運行についての報道が集中している。運転手の状態や会社の運行のあり方、旅行会社との関係など様々だが、一つ気になっていることがある。
それは、バス会社のバスの運行については、今のところ法律に触れていた事実が見当たらないということだ。もちろん、これからの捜査によって法律違反の実態が明るみになるかもしれないが、今のところはそういうことだ。会社の社長のコメントも、「法には触れていないが、結果としてこういう事故が起こったことを考えれば(その運行の状況が)適切だったとは言えないと感じている」と…。
だからこそ、規制(2人制にすべき運行距離など)そのものが緩すぎたのではないかという指摘もある。そして、そもそもこの規制も、自由競争の名のもとに自・公政権の時に緩和された代物だ。だから、規制そのものに問題があったというのは間違いないと思う。
しかし、気になっているのはそこではない。規制緩和されたからかどうかはともかく、このバス会社が規制に反していたという事実が今の時点では見当たらないということだ。もし、結果結論、規制は守られていたとなれば、“規制が甘かった”のは確かにそうだろうが、“規制(法律)を守ってさえいればいい”だけでは、社会に対する責任は果たせないということなのではないだろうか。
これはどんな企業にも当てはまることではないか。法律に違反していなければ、何をやってもいい…、あるいは法律を守っていたにもかかわらず起こった事故については責任はない…、これが社会に通じるかという問題である。
きっと、今回の夜行バスの事故では、会社に運行についての規制違反がなかったとしても、会社の社会的責任は大きく問われることになるだろう。社会的な責任を果たすということがどういうことなのか、今回の事故は極めて大切な教訓を示しているように思う。
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原発被災者も連帯あいさつ…第83回メーデー
5月1日(火)、岡山県中央メーデーが旭川河川敷にて530名の参加で開催され、生協労組からは20名が参加しました。今回のメーデーでは、福島県から岡山に避難している被災者の大塚愛さん(子ども・未来・愛ネットワーク代表)も来賓として駆けつけ、連帯挨拶を行いました。
その他、TPP参加反対や消費税増税反対などのテーマで各団体からの訴えがあり、最後は市内をデモ行進しました。詳細は、県労会議HPをどうぞ。
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