日別アーカイブ: 2011年11月10日

10日、中央行動で頑張る…しかし!

 10日は朝から要求実現!秋闘行動だ。朝は新宿駅西口で街頭宣伝、労連のマスコット“さいちんくん”も登場し、通行人に訴えた。桑田生協労連委員長は「ビラの受け取りが悪いので有名な新宿西口だが、今日はティッシュの配布なので3000個をまき切ろうと呼びかけた。そうは言ったが、まぁまぁの受け取りだったよ。

 その後、私は労連最賃闘争委員の仲間と厚労省交渉、要請課題は最賃引き上げ。対応したのは毎度のお若い担当官でお役所答弁ではあったが、それでも今は「当面800円、早期に1000円」という政労使合意があるためか、何とか少しでも引き上げたいと思っているような雰囲気だけはかもし出していた…かな?まぁともかく、お若かろうが厚労省のお役員だ。その立場と地位、もっとわかりやすく言えばたくさんもらってる(?)報酬に見合った“国民のための仕事”をして欲しいもんだ。それが見えりゃ、公務員バッシングや官僚バッシングも違ってくるんと違うかな。
 さて、他の仲間は議員要請行動へ。中四国の仲間は地元選出の国会議員を中心に議員要請…したはずだ。私は見てはいないが…。
 そして厚労省交渉後は、日比谷野音で中央集会。JA中央会からも連帯のあいさつあり、TPPへの怒りが渦巻いた集会となった。マスコミも結構取材に来ていたようだ。
 集会後は、生協連の仲間は最賃闘争交流集会に。全労連の伊藤常任幹事に最低賃金引き上げの取り組みに関する情勢と到達、今後の課題についての講演を聞き、今後の取り組みに向けての意思統一を行った。
 さて、ほんの目と鼻の先では、野田首相が今にもTPP参加への表明を行おうとしているわけだ。報道によると今日の夕方の記者会見でといわれているが、私たちの集会以外にも、議員会館前で座り込みをしている畜産農家の人たちや多くの都道府県、市町村議会、医師会などの医療関係者もTPPへの参加反対の声を強く訴えてきた。与党を含む多くの議員も、党派を乗り越え反対・慎重審議を訴えているが、こうした声はついに政府に届くことはないのだろうか。だとすれば、この国の民主主義もたかが知れている。某近隣国を独裁国家などと非難する資格などどこにもないと私は思う。
 そして、TPPへ参加すれば、この先10年たった時、まさに亡国への道に大きく舵を切った野田首相の名は長く歴史に刻まれることになるだろう…、雇用をぶち壊し、貧困と格差をいっそう深刻にした小泉純一郎の名と共に。

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