9月29日付山陽新聞に、なるほどなと思った囲み記事が載っていた。5面に「問い直す」と題して大原美術館理事長の大原謙一郎氏が寄せた記事だ。「支持政党なし」と答える有権者が少なくないが、そのことが自らの政治的知識水準…、つまり有権者自身の「無知無思慮不勉強の免罪符になってしまっているのではないか」という主張だ。
私も同感だ。一昔前から「支持政党なんてない」ということがある種のトレンドみたいになって、そう言えば何だかカッコいいかのような錯覚に陥っている輩がやたらと多いと思っていたからだ。
この指摘をこんなにわかりやすく、しかも山陽新聞という岡山県ではおそらく一番読者の多い新聞で掲載してくれたことはとってもありがたい。皆さんも、是非一読をお勧めする。
同感ですけど、共産党を除けば主義主張が明快な政党が存在しないっていう事情もありますね。
政治家個人個人はいろいろあるとしても、自民党と民主党の主義主張の違いってわからないでしょ。