理事会が人事制度の再説明会を開催中!

 労組全員投票(正規)の結果を受けて、理事会は見解を発表、制度への理解が不十分っていうか、投票直前に行った労組説明によって賃下げ不安が増したとして、改めて全職場で制度の再説明(業務内)を始めました。労組執行部も中央執行委員と専従とで手分けをし、説明会の様子を把握しています。
 本当に“賃下げへの不安”が反対票を助長したのかどうかはともかく、肝心なのは再説明によって制度の仕組みへの理解が進んでいるかどうかです。皆さん、説明を聞いていかがでしたか?是非ともご感想や率直なご意見をお寄せください。それにしても…

 実のところ、もう5年近くも“実験運用”とやらをしているんですよね。私だったら、今更「制度の理解が進んでいない」なんて恥ずかしくて言えないところですけど、まぁ、事実なんでしょうから仕方ないんでしょうか。

 執行部としては、先の全員投票で僅差ではあったものの“導入に向けての議論再開”に賛成が多数となったため、正式導入のための最後の前提条件(サービス残業対策、下位者評価制度の導入など)がクリアされ次第、最後の判断のための全員投票を行い、この問題に決着をつける方針です。その最後の判断の際に、“実は制度の仕組みがよくわかっていなかった”なんてことになると判断に困ることになりますからね、そのための再説明でもあるわけですよ。

 さて、皆さんの中には“何でこんなに時間がかかっているんだ?”と思われている方も多いでしょう。最初の提案(04年)からすでに7年目を迎え、提案そのものが“もう古いのではないか”という声も聞かれます。どうも、労組側が時間を引き延ばしているなどと思われている方もいるかもしれません。そりゃそうですよね、理事会はいつも口を開く度に“早く導入したい”と言い続けていますもんね。

 でも、ちょっと待って。そもそも論議をストップせざるを得なくなるような問題を起こしたのは理事会側なんですよね。特に大きな問題だったのが、面接なしで勝手に上司が評価し、それを人事総務に提出していた事実の発覚、某店長(当時)がサービス残業を自ら行い、部下に対しても黙認していた現場を労組幹部に押さえられたこと。こんなことがあれば、当然人事制度評価の根幹にかかわる問題として取り上げざるを得ないでしょう。その問題が解決するまで、人事制度の議論なんてできるわけないじゃないですか。この問題が解決するまでにそれぞれ1年くらいかかってますからね。労組執行部内では、“実は理事会は導入したくないんじゃないのか?”なんて声まで出る始末でしたから。

 まぁ、そんなこんながあって、やっとここまでたどり着いたわけです。評価面接後の労組アンケートでも、最初のころに比べて“まぁ評価はこんなもの”という回答が増えています。運用上の問題は残されていますが、走りながらでも改善できますし、制度導入そのもの是非についてはほぼ議論は尽くされ、後は判断を残すのみ(前提条件の整備は必要ですが…)です。そのためにも制度への正確な理解が必要です。今回の理事会再説明は、「最終判断のための最終理解を促す説明会」と位置づけていただき、各自の判断に役立てていただきたいと思います。

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理事会が人事制度の再説明会を開催中! への2件のフィードバック

  1. 暴言居士 のコメント:

    何年も実験運用を続けてきてるのに、今さら説明しなければならないってこと自体に問題があるでしょう。

  2. 0時の親父 のコメント:

     キャンペーンに備えて、加入の“保留玉”を確保…、こうした場合の評価って???

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