センター長とのやり取りでは解決しないのかな…?

 8/11(木)、山口にできる(…というか、すでに稼働していてとっとりは5月、しまねは7月に合流済み…のはず…)組合員サービスセンターへの合流(12年4月予定)に向けて、削減される事務作業に伴い、人時の削減シミュレーションについて議論しました。実は、これまでに業務ラインでセンター長と事務パートの間で上記の内容についての説明や質疑がされ、事務パートの疑問や不安はある程度は払拭されたと理事会から聞いていたので、まぁ、シミュレーションに関するいわゆる最後の確認みたいな感じになるはずだったのだが…

 組合員サービスセンター(以後、SC)は、電話注文や欠品や誤配、クレームの受付など、基本的な組合員からの問い合わせを一手に引き受けるところです。誤配などの場合、組合員からSCに誤配の連絡が入り、担当者に貸与された携帯にメールなどで連絡が行きます。欠品や破損などの場合でも、担当者の判断を仰ぐ必要のないケースでは、返金や値引き処理も行われます。

 まぁ、他にもいろいろあるわけですが、これらの仕事がSCに集中すれば、当然事務パートの仕事は減るってわけ。だからどんなシミュレーションになるかが、契約時間をどうするかって問題と直結しているんですよね。つまり、理事会(実はセンター長が作ったらしいが…)の示したシミュレーションが、自分たちの契約時間の行く末に大きく影響するわけ。

 だから、出来るだけきちんとしたシミュレーションを示して議論する必要があるわけだけど、最初に示されたシミュレーションに対していっぱい意見が出されたわけですよ、労組に。そこで理事会も黙っているわけにはいかなくて、業務としてセンター長から直接説明を行い、質疑に応えるという場が設けられたわけなんですね。

 ところが、会議で皆に聞いてみると、「そんな質疑はなかった」「一方的に説明されただけ」…、これはまだまともな方で、「こういう提案があるのは知ってるよね」と聞かれただけとか、「え、いつそんな説明が?」っていう職場もありましたね。…というわけで、事務パートのシミュレーションに対する疑問はほとんど払拭されていなかったということが明らかになったのでした。

 さて、今後の進め方は会議の中で報告した通りですが、ここまで読んで、ん?と思った方はさすがです。そう、SC稼働によって、これまでいわゆる“担当者の裁量”にゆだねられていた…と思われる部分…、つまり組合員との信頼(?)関係の実状がSCへの集中化によって白日の下にさらけ出されるってこと。もちろん、変な意味ではありません。例えば、無いに越したことはないのが前提ですが、少々誤配とか欠品、欠損などが発生しても、仲の良い組合員となら担当者の裁量で対応し、解決できていた問題でも、組合員からSCへの連絡という形をとることで、誤配は誤配、欠品は欠品(これは担当者の責任でない場合が多いのでしょうが)として記録され、後々の“評価”に影響を与える事象になっていくわけですよ。

 実は、当のやまぐちではこれが評価の対象となり評価給に反映してますし、大阪いずみの担当者も結構精神的にきつくなっているとか…。効率化の裏で実は精神的な労働強化(?)が進む可能性をはらんでいるとも言えそうです…。

 ともあれ、当面は事務パートの雇用問題が1番です。働く場の確保が何より大切ですからね。効率化も重要ですけど、それもこれも働きやすくなるってことがより重要です。運用の中で問題が起こってくれば、遠慮なしに声をだし、理事会に改善を求めていくって姿勢がまずは必要でしょうね。

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センター長とのやり取りでは解決しないのかな…? への2件のフィードバック

  1. 暴言居士 のコメント:

    組合員さんからの電話(苦情?)で評価が決まるなら、ますますもって評価が賃金に反映しないようにしないと駄目ですね。
    勘違いでめちゃくちゃ怒って電話される方もいますし。

    • nishizaki のコメント:

       それ(組合員からの電話)だけで評価のすべてが決まるとは思いませんが、確かに、うちの体質だと結構大きな比率で評価に影響を及ぼしそうですね。

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