はぁ?大連立?自民も民主もただのバカ?

 菅首相の退陣がほぼ確実となって、マスコミはその後釜と政局報道に熱心だ。大連立だの増税だのと、菅首相を追い詰めた(?)驕りからか自民は好き勝手なことをほざいている。その駆け引きだけを追うマスコミ…、ここに被災地復興や暮らしの再建への視点が存在するのか!表題は少し口汚いが、他にいい言葉が思いつかないほど情けない与野党とマスコミである。

 いったいあの政権交代はなんだったのだろう?結局、目玉政策だった①高速無料化、②子ども手当、③高校無償化、④農業個別所得保障のすべてを見直すことで民・自・公で合意し、特例公債法案の成立と引き換えた。民主党の政策の是非はともかく、2大政党だのなんだのと言いながら、結局元いた自民党のさやに納まったということなんだろう。ふたを開けてみれば、またもや国民は騙されたということだ。さすがの私も、民主がここまで腰抜けだったとは“想定外”だった…。

 それにしてもマスコミのなんと情けないことか!大連立や大増税をあおる論調が目立ち、民主の“公約投げ捨て”を批判するどころか当然だとばかりにそれをあおる。はては、「法人税の増税はいかがなものか」などと言うアホな御用学者を登場させて、消費税や所得税増税には頬かむり…。

 私自身は先の政権交代にそれほど大きな期待を寄せていたわけではない。ただ、それでも“少しは変わるかも…”という期待があったことは否定しない。まして、あれだけ政権交代劇に熱狂(いいすぎ?)した国民にとってみれば、その期待は大きかったのではなかろうか。だから、その期待を裏切られた今は、怒りを通り越してまたもや無関心に舞い戻るという気持ちもわからないではない。

 しかし、それではあまりに国民自身が憐れではないか。「民主に期待した」ということは忘れても、“動けば変わる”(どっかの選挙スローガンみたいであまり好かない表現だが…)ことを経験したことは忘れてはいけない。

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はぁ?大連立?自民も民主もただのバカ? への2件のフィードバック

  1. 暴言居士 のコメント:

    某生協には進捗管理はあるけど経営管理はない。日本には政局はあるけど政治はない。

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