日別アーカイブ: 2011年3月28日

震災支援物資受付中!分会で集めて転送便で労組室まで!

 これまで、被災地での受入れ体制確立の困難さから全国組織的な支援体制の構築が遅れていましたが、ここにきて全労連と全国災害対策連絡会との共同での物流ルートが確保され、組織的な支援体制が構築されました。
 これを受けて、生協労組おかやまでも支援物資の受付を開始します。具体的な受付物資は“続き”をご覧ください。注意書きをよく読んだ上でご協力をお願いします。
 ※物資の藤田本部(労組室)へ持ち込みには転送便が活用できます。

受付物資リスト(新品・未使用品に限ります)
紙おむつ(大人、幼児用)
おしり拭き
トイレットペーパー
ボックスティッシュ、ウェットティッシュ
使い捨てカイロ
シャンプー、石鹸、洗濯用洗剤
食品保存用ポリ容器
ラップ、アルミホイル、ごみ袋等
歯ブラシ、歯磨き粉
軍手、ゴム袋
※物資はバラバラで集めるのではなく、同一種類のものをひとまとめにして送ってください。混載厳禁です。
受付場所、保管場所
受付は藤田本部労組室、保管場所は調整中です。
受付時間
随時(持参する場合、その日時を事前にお知らせください)
送付(転送)方法について
分会で物資が寄せられたら、同じ品目で梱包し、異なる品目を同梱しないこと(梱包するほど量がなければその限りではありません)。物資は転送便を活用してください。容積が大きい場合はカゴ車を活用してください。また藤田本部での会議などの際に持ち込んでいただいても結構です。また、必要に応じて各事業所へ回収便も出しますので、ご希望の分会は労組室まで連絡してください。物資の保管は、各事業所の一角でお願いします(理事会承認済み)。
物資受付対象者について
今回の募集は生協労組おかやま労組員、もしくはおかやまコープ職員の方を通じての持ち込みが対象です。一般の方からの直接の物資受付は行っていませんのでご了承ください。
その他
支援物資については、現地要望によって予告なく変更する場合があります。その他、詳細についてのお問い合わせは、生協労組おかやま労組室までお願いします。

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災害に強い街…一斉地方選挙の一大争点に!

 4月10日(日)は一斉地方選挙(岡山市議、県議選)の投票日(玉野市議選は4/17投票)だ。東北関東大震災を受けて、全国どこでも災害に強い街をどうつくるのかが大きな争点となっている。
 今回の震災でよく使われている言葉の一つが「想定外」だ。この言葉を使えば、何でも許されるがごとく、特に東電の経営者は繰り返すわけだが、実はこれが「想定外」ではなかったことが、最近ネット上や女性誌などで話題となっている日本共産党吉井英勝氏の国会質問(2006年)と同党福島県議団の東電に対する申し入れ(2007年7月24日)で明らかである。

 質問や要請の詳細は各サイトに譲るが、要はどれだけの先見性を持って、「想定外」を含む最大・最悪の想定に沿って対策を提起し、具体化、実行することのできる“力ある議員”を選出するかどうかということではないか。ましてや企業から金をもらい、その企業の悪事に対しては遠慮してものが言えないなどという議員は、それこそ税金の無駄遣いであり、無用の長物である。
 今回の原発事故においても、東電は原発推進の旗振り役として、そして経済産業省の天下り先として、政財界に大きな影響力を持つ企業である。原発の「安全神話」を振りまき、「絶対に大丈夫だ」と言い張り続け、上記共産党の質問や要請を無視し続けてきた。その結果が今回の事故であり、まさに人災なのである。
 共産党が指摘出来たこれら原発の欠陥問題…共産党とて人間である。その同じ人間であるはずの民主党や自民党などの他党の国会議員や地方議員がなぜそういう指摘が出来なかったのか?その理由があるとすれば、それはそういう情報や知識に欠け、且つ学ぶ姿勢さえもなく、指摘に至るまでの力量を持たない人間(議員、政党)だったということか、あるいは、“お得意様”への批判はできず、保身と金のために黙殺してきたかどちらかである。どっちであっても、それは国民・住民が不幸なだけである。もっとも、それを選んだのもその国民と住民ということではあるのだが…。
 今回の一斉地方選挙…、岡山という地は、幸運にも比較的自然災害の少ない地域である…(もっとも断言はできない)。しかし、今回の災害を目の当たりにするにつけ、万が一という時にどう備えておくかは重要な課題である。そしてさらに重要なのは、その課題をどういう立場で考えてくれる人物を選んでおくかということである…企業の立場か、権力者の立場か、それとも庶民の命を守る立場か…。

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冷静な判断はすべき、それには正確な情報が必要だ

 福島の原発事故は様々な分野に、しかも非常に深刻な影響を及ぼしている。その原因は放射能汚染ということだが、マスコミの報道は「人体には影響ないレベル」というばかりだ。おそらく、それはそうなんだろうとは思う。だから冷静な対応も必要だ。もっとも、放射線量の単位や“毎時”と“1年あたり”との違い、積算被曝量の問題、内部被曝の問題…など、すべてが明瞭にわかりやすく説明がされているかと言えば十分ではないとも思うが…。
 ところが、東京電力や原子力安全・保安院の記者会見を見ていると、「こいつら、ホントは何か隠しとんのと違うか?」と疑いたくなるような内容だ。

 そもそも、普通では自然界にある放射線量以上に“無いはず”の物質(放射性物質)が、基準値を“大幅に”下回るとはいえ、存在しているということだけで不安は生まれるのである。だとすれば、その不安が最小になるように正確かつ“信頼できる”情報をいち早く周知することが必要だと思うのだが、東電や保安院の記者会見は、不信感を増幅させる役割しか果たしていないような気がする。つまり、自らの責任は棚に上げ、「想定外」だったからとばかりに、どこか他人事のように見えるのである。
 TVや新聞各社も、専門家や学者なる人物を登場させて、その多くが“大丈夫だ”としきりに報道している。基準値から考えればそうなのだろう。しかし、この状態がいつまで続くか分からない、収束するかどうかもわからないような状況では、それこそ「想定外」を含む最悪の場合に備えた対策を先手先手で打つ必要があるのではないだろうか。
 チェルノブイリ事故の際、ポーランド政府はいち早く(事故4日後…それでも本当は遅いらしいのだが…)ヨード剤を配布し、その効果もあってか、数年後の子供の甲状腺がんの発症率を近隣国と比較して抑えられたと聞く。同じことを今すべきかどうかなんてことは、私は専門家ではないのでよくわからないが、少なくとも東電や保安院がそういう危機意識を持った対応をしているようには到底見えない。
 もちろん、現場で被曝の危険にさらされながら冷却作業をしている人たちには敬意を表する。すでに被曝した人たちもおり、彼らの努力を無駄にしないためにも、東電や保安院はこれまでの「安全神話」にとらわれず、保身を捨て、日本はおろか世界のために、“まともな”記者会見を行い、真摯な反省と責任を自覚し、国民の信頼を取り戻すこと、その上で正確かつ信頼のおける情報を発信すべきではないでだろうか。

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やっぱり、どさくさ紛れに…被災者よりも米軍か?…許さんぞ!

 東北関東大震災の被害が甚大で、これからも救援や復興に莫大な費用がかかることは明白なのに、まさにそのさなかに政府は、在日米軍への「思いやり」予算を今後5年間でほぼ1兆円にも上る額を税金から出し続ける特別協定を成立させようとしているとか…。その理由に、「米軍が震災支援にあたっているから」などと政府はのたまわっているそうだが、未曽有の大災害として当然やるべき支援と、「思いやり」予算とを絡めること自体が大きな間違いだ。

 その一方で、正式名称はともかく、“震災復興税”なるものの必要性を主張する論調も現れ、世論も一定の支持を示すなどという記事も見られるが、こうした思いやり予算(1858億円)や、見直しの検討はしているようだが法人税減税や資産家への減税措置(約2兆円)もまだそのままだし、政党助成金(320億円)だって返上するといった政党もいない(共産党はそもそも受け取っていない)という状況を知れば…どうなんでしょうかねぇ、そんなに単純に増税に賛成するとは思えないんですけど。これらをすべて復興に回してもまだ不足するというなら、この私でさえ“復興税”にはもろ手を挙げて賛成なんですけどね。
 そういえば、“どさくさに紛れて”ということで言えば、TPPや消費税増税の問題も消えてはいない。先日の官房長官記者会見では、6月の方針確定は延期の可能性はあるものの、「高齢化や少子化の進行は震災とは関係なく、将来の税と社会保障のの一体改革は必要」であると強調し、「自由貿易の進行も、日本の事情で待ってはくれない」として可能な範囲でTPP参加へ向けた情報収集を進めているという。
 被災者支援をすすめつつ、やはりTPP参加反対、消費税増税反対の取り組みも手を緩めるわけにはいかない。

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