日別アーカイブ: 2011年3月18日

またも一時金は削減…要求団交の声届かず…3/16回答出る

 3月16日(水)、全県から246名が参加して春闘回答受取団交を開催、理事会から回答が示されました(回答は「議事録・交渉資料・見解等」の「労理交渉に関する文書」からアクセス)。交渉の冒頭では、東北・関東大震災への犠牲者に対して黙とうを行い、労理ともにできうる限りの支援を行っていくことを確認しあいました。

 残念ながら、回答は定昇のみ、一時金は正規▲0.09か月、定時▲0.04か月と削減回答となりました。諸要求については、介護休暇期間現行1年間⇒1年6ヶ月に延長、同時短勤務を現行1h/日⇒1.5h/日に延長するという改善はあったものの、その他の諸要求は基本的にゼロ回答でした。
 理事会は、こうした回答となった背景について、改善されない組織構造的な問題と引き続き厳しい経済環境などを主張しましたが、定昇凍結実施以降、構造的問題が一向に解決されていないことや供給高が低下し続けている問題についての経営責任についての指摘に対しては、「経営責任をとるべき時は、“赤字”になった時や“粉飾”をした時など、社会的に許されない事態を起こした場合に問われるものだ」として、労働者の賃金を犠牲にしながらこの間の経営を維持してきたことに対する責任については全く触れられませんでした。
 こうした姿勢や一時金削減に対する抗議として、執行部は交渉団に対しスト決行は不可欠と提起、但し、情勢を鑑み、ストは中執の指名ストのみとし、全員の時限ストおよび分会長の指名ストは回避する判断を行いました。また、スト行動も震災への支援行動を柱に取り組むことを決め、翌日に予定されているみやぎへの派遣される仲間の壮行会にも連帯参加することを決めました。
 今後の交渉日程は未定です。おかやまコープも支援体制に入っており、調整の上で決定次第お知らせします。

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