日別アーカイブ: 2011年3月10日

エネルギー充填120%!!…青年部…始動!

 久しく活動ができていなかった労組青年部…。ところが、徐々にその姿を現し始めた!20代の青年中執が選ばれて、今年度から少しずつ活動を再開させてきているのだ。歪な年齢構成となっている正規職員組織…、40代以上の正規職員がゆうに半数を超え…、えぇ??20代って何人いるんだ?なんて、冗談にもつかない状況にもかかわらず…だ!
 これからのおかやまコープは、若い仲間が支えていく必要がある。そういう意味でも労組の経験は貴重だと思うよ。まだ労組とほとんど関わったことのない、若いあ・な・た!ぜひご一緒してみない?
 そんな青年部が、2/12に流通サービスの仲間たちと学習交流会を開催した。その報告が来たのでご紹介するよ。

「去る2月12日(土)に流通サービスの仲間との勉強会&交流会を開催しました。参加者は9名。その内青年はたった5名…、まだまだ宣伝の必要ありですね。
 学習会でのテーマは、ずばり「労働組合が必要な理由とその役割」…ということで、講師は岡山県学習協より長久事務局長にお願いをして一時間。労働組合のはじまりや「集まる」ことの大切さについて学ぶことができました。そして学習会を踏まえて、流通の仲間から「自分が労働組合運動に深くかかわるようになった経過と理由」を話してもらいました。」
「その後は、場所を変えての交流タイム。流通で働く仲間の実態を聞いたり、お互いの日頃のうっぷんを愚痴ったり…と“まったぁり”とした空気のなか、思い思いの交流を深め合いました。
「この会、実は今回で2回目。生協で働く青年の結集を目的としていますが、まだまだ先は長いですね。個人的には、流通の仲間から「生協労組おかやまの青年部は、他にどんな活動をしてるの?」という質問に、返す言葉に詰まってしまったことが印象に残っています(泣)。『まだまだ青年部の活動はこれから。“集まり”を継続して開き、活動を広げよう』と心に誓った一夜になりました。」
以下、寄せられたの“一言”感想です。
「伝えることが重要だと思った。」
「エジプトでのデモも、ネット上での「集まり」のような水面下での活動があったからこそ広がった、ということを知った。」
「今後もあきらめず『伝える活動』を継続していきたい。」
「労働組合の必要性を考えるいい機会になった。」
「労働組合がイギリスのパブみたいな場になればいいな。」
などなど。
 青年部では今後もいろんな企画をしていきます。応援や参加をよろしくお願いしまーす!(以上、報告U)
 …というわけで、若手のみなさん、一度覗いてみませんか?活動再開した青年部を!

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“お前、ベトになれ!”…これって、なかなか含蓄ある言葉だなぁと…

 3月9日(水)、生協労連中四国地連の四役会議が山口県内で開催された。会議と合わせて、コープやまぐち労組へのお誘い活動もやったのだが、残念ながら当日の労組加入はゼロ…。その際に聞いた話。

 コープやまぐちでは“ポイント報奨制度(正式な名称はよく知らないので、私が勝手に命名した)”というのがあって、組合員拡大や共済、利用高、配達ポイント数などなどで、計画予算を上回ると報奨ポイントが付くという。これが累計されていって、年度末に報奨金が支給されるのだそう。
 実は、四役会議で一番盛り上がった話題がこれだった。もちろん単協の制度として実施されていることなので、盛り上がったといっても“議題”として議論したわけではなく、「こんなことやってるんだぁ!?」という興味と関心で話題になったということだ。もっとも、私自身の感想は、協同組合の思想とは相いれない馬人参的発想の極致だなぁという感想は抱いたが…。
 さて、本題から少し外れたが、実はこの話題の中で聞いた話だ。ある現役労組専従役員が、以前現場に戻ると決まった時、その当時の労組委員長から「現場に帰ったら、成績はいつもベトになれ!」と言われたそうだ。“ベト”とは、ベットコ、最下位という意味だ。本気かどうかはともかく、その理由が振るっている。「お前がいつもベトにいることで、他の担当者は安心して仕事に励むことができる」からというわけだ。その背景には、成績が上がらなければ、とてもつらい“詰め”が待っているという職場の実態を表しているということでもあるわけだが、私はその発想に感服した。まさにやまぐちの報奨制度とは真逆の発想で、そこには仲間を思いやる利他の精神があふれていると感じたからだ。
 もちろん、その役員に“がんばるな”という意味で言ったのではないと思う。営業していれば、こちらが意図しなくても加入の申し出があったりすることはあるわけで、それがたまたま積み重なれば、“ベト”にならない(なれない)場合だってあるからだ。でも、それで上がった成果を仲間に譲ったっていいわけだ。加入する組合員には何の迷惑も掛からないし、加入が増えて生協さんだって得をする。そして、成果の上がっていない担当者も余計な“詰め”にあわなくて済むのだ。もっとも、自分がその“詰め”にあうわけだから、それはそれは強い精神力は必要でしょう。でも、意図的にそうすることが自分の役目だと割り切れば、私だったら業績が上がることよりも、やりがいを感じ、モチベーションが上がるよなぁと思った。自分さえ詰めのがまんをすれば、仲間のみんなが気持ちよく仕事ができるのだ。
 もっとも、そんなゆがんだことを考えなくてもみんなが頑張れる職場というのが一番いいに決まっている。でも、そうなっていない現実があるだけに、“含蓄ある言葉だなぁ”と余計に感じられたのかもしれない。

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