店舗1月3日営業提案に関する団交を開催

 8月3日(火)19時からオルガ本部で「1月3日営業提案」に関する団交が開催され、労組役員と店舗の仲間が約60名参加しました。理事会側からは岡本本部長と高坂人事総務統括が対応しました。

団交に参加した約60名の仲間

 交渉の冒頭、理事会側より提案趣旨の説明と事前に伝えていた職場の意見に対する見解を述べました。理事会は、職場意見の多くは①市場が開いていない中での商品鮮度への不安と、②労働者の正月の過ごし方に与える影響への懸念だったとしながらも、①については“4日初売りでも状況(市場の営業)は同じ。3日だから鮮度が落ちるというのは根拠にならない”と述べる一方、②の労働者の暮らしや家族への影響に対しては、“何も回答は持っていない”としました。

理事会側からは二人が対応

 こうした冒頭発言を受け、やり取りの中心は、労働者の暮らしや家族への影響に対する不満・不安と、生協が正月営業を行う意味を問う声が集中しました。また3日営業する際の人時体制への不安も数多く出され、現場の実態に対する理事会の認識の薄さが浮き彫りとなりました。
 理事会側は、「現状の4日初売りの体制でもそうだが、それが3日になっても“全員出勤の体制はとらない”ので、必要人時分の出勤をお願いはするが、3日に出勤できない人は休んでもらってもよい」と繰り返し主張しましたが、現場の実態は4日でも全員が出勤(特に水・畜産、デイリー・グロッサリー部門)しなければまわらないという、実質上の全員出勤体制となっており、3日初売りとなればそれに拍車がかかるという現場の主張とは最後までかみ合いませんでした。

   >>交渉議事録はこちら>>  8/3 正月3日営業提案に関する団交議事録(PDF163KB)

 お互いの主張をやり取りした交渉の後、労働組合は交渉団で提案に対する今後の方向性を協議しました。西崎書記長からは、3日の営業は一般的にも生協陣営でも当たり前となっており、これ以上拒否を続けることは困難な情勢でもあることから、代替の連続休暇や意見も出された割増しの上積み、惣菜部門の賃金体系見直しなどの条件を勝ち取る方向での検討も必要だと提案しましたが、「代わりの連続休暇を勝ち取っても、現在の実態では取得できる保証がない」と現場の仲間は反論。村上副委員長から1/3営業を拒否することは情勢的に極めて困難ではあるが、今回の交渉の到達点からすれば、提案に合意の方向で条件闘争に入るのも困難だととして、その方向で取りまとめを行うことを確認しました。

 今後、提案に対する第1回目の交渉を踏まえた労組見解を職場に送付し、上記の方向について全店舗の職場で確認した上で理事会に回答することとしています。

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