地連大会2日目…新しい役員体制と活動方針を確認!(その3)

 2日の議事は、09年度のまとめと2010年度の情勢及び活動方針、予決算の提案があり、全体討論に入りました。
 09年度の活動では、不況の影響も背景に経営が困難になる単協が増加、同時にCSネット統一物流稼働などに伴って、中国地方の単協において多くの仲間が職場を失うという状況に直面し、雇用を守る労働組合のたたかいが重要だった年でした。
 こうした情勢を受けて、2010年度方針は組織拡大を柱に、経営が困難になっているこうち、とくしま、鳥取を“支援単組”に、しまねを“準支援単組”に指定し、支援を強化することを確認しました。

 全体討論の発言では、尾道の統一物流で働くCXカーゴの仲間が「生協との間で色々な問題が起こっている」と、詳細を明かさない意味深な発言から、ひろしま正規の退職金問題で、民事再生手続き水準や最低生計費などのデータをもとに当初提案から約400万の金額を上乗せさせたこと(…ということは、当初提案がどれだけ低水準だったかということが想像つきますね)、えひめでは物流改革に伴ってパートへの肩たたきを兼ねた職種変更が強行され、1000名を超える署名活動などでそれを止めさせ、さらに退職を選択せざるを得ない場合は3カ月分の退職金割増をかちとった経験が報告されました。
 また、昨日開催されたパート部会総会では、雇用問題が集中した09年度を受けて、働きやすく働き続けられる職場を実現することが強調されました。、

 おかやまからは、生協関連・一般労組の流通サービス分会、長尾委員長から初めての会社との団交について発言がありました。「はじめは労組に対して何の関心もなかったけど、職場のひどい実態に直面する中で何とかしたいという思いが募った」として、仲間と一緒に積極的に関わるようになり、「そのおかげで動けば少しずつでも何かが変わることを学んだ」と発言しました。
 もう一人、地連の新しい書記長に任命される予定の村上(生協労組おかやま)副委員長は、生協労連の方針への手厳しい指摘も含めて組織拡大の重要性を訴えました。
(本当は村上副委員長の発言を動画でアップしようと画策していたのですが、あれこれ試しているうちに、元の動画ファイルが破損し、使えなくなってしまいました。ご期待いただいたみなさん、特に生協労連のみなさん…残念です!)

 最後に、すべての議案の採択(すべて承認)を行い、新しい役員体制を選出して閉会しました。

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