8月12日に開かれたDC安全衛生委員会で、この間職場からクレームの多かったシッパーの汚れの原因と、ふた無し積み付けの不安定さを解決するための対策が明らかになりました。
シッパーの汚れは、湿気による結露がシッパーの側面に付き、それが滴り落ちてシッパーの底(黒く汚れている)に到達、それが積み重ねている下のシッパーの縁に黒い汚れとともに付着しているということでした。また、クールワン(蓄冷材)投入の際に、冷凍庫からあらかじめ大量のクールワンを準備(常温の作業場に出しておく)していたため、その時点で多くの結露が発生し、シッパーの中を濡らすことで汚れの付着を助長している状況があったことがわかりました。
更に、汚れが激しいシッパーは、センターでの仕分け後、カゴ車でにて区別をして返却していましたが、現在はカゴ車の運用がなく、どちらもドーリーで返却されていた可能性があり、最悪の場合は、きれいなシッパーと汚れたシッパーが商品センター内で混在していた可能性も出てきました。但し、点検作業は厳しく行っているため、混在したとしてもチェックできるはずとしており、実態との関係では今後に課題を残しています。
結露の問題では、クールワンの準備を必要以上に行わず、その都度直接冷凍庫から搬出することで結露を防ぐという対策が取られました。一方、シッパーの側面に付着する結露の根本的な解決策はまだありませんが、当面は底の部分の汚れをも厳しくチェックする(これまでは蓋があったので、それほどでもなかった)ことでの対応を行うこととしました。同時に商品センターからは、センターでも意識的にチェックを行ってほしいとの要望も出されています。
ふた無し積み付けの不安定さの解決には、シッパーの底の形状を改善(かぎ状)し、きちんと組み合わさるようにすることが報告されました。但し、在庫分があるので、順次入れ替えていくということのようです。
コメントありがとうございます。さて、H.Sさんのご意見、皆さんはいかがお考えですか?“利用する立場”“配達する立場”“効率を求める立場”など、様々な立場の方のご意見お待ちしています。
自分は個人的にはシッパー底が蓋になっていても気にはなりません。商品も内袋に入っていますし。
でも確かに地面に接する面を蓋に使っているのを気持ち悪いと思う方は大勢いそうですし、
安心してもらうには、衛生面で現実的な問題点がない、と言える具体的な根拠が必要ですね。
その点についての本部側?理事会側?の見解ってあるんでしょうか?
理事会の見解…う~ん、提案を受けた時には、確か“一応フィルムに入っているし、内蓋として断熱シートを入れるので基本的には大丈夫”といったくらいしか聞いてないですね。それで納得する人もいれば、できない人もいるでしょうし…。一番の理由は、段数を多く積めるということと、それに伴って物流コストが節約できるってことだったと思いますよ。
地面に直接置かれることのあるシッパーの底を蓋にしていること自体ゾッとします。利用者にそのことを堂々といえるのでしょうか?