ご一緒に“読書会”しませんか?…お誘い情報1件UP!…

  • 日時:9月18日(土)19:30~21:00
  • 会場:コープ倉敷北
  • テキスト:岩波新書「低炭素経済への道」
           諸岡徹・浅岡美恵共著(各自自費購入)

 8月8日、芸文館で「倉敷市次期環境基本計画説明会」があり、参加しました。2000年度に策定した環境基本計画が、今年度で期間満了を迎えます。来年度より10年間の基本計画の検討が進められており、今回はその事前説明会でした。

 環境政策課の岡本氏より、「環境と地域の社会経済の調和が保たれ、豊かな自然と魅力的な景観を有しているまち」など、5項目の基本目標と分野別目標や施策の方向性、配慮指針一覧について説明がありました。分野別目標には「温室効果ガス削減」「再生可能エネルギーの導入」についての項目が設定されていましたが、具体的な指標・目標値の提示はなく、施策についても抽象的な内容でした。
 質疑の時間で私は、水島コンビナートなど温室効果ガス排出の8割超を占める産業分野に対し、より踏み込んだ「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」の策定を求めましたが、残念ながら明快な回答はありませんでした。

 気候変動・地球温暖化は、人類の直面するきわめて深刻な問題です。その原因は自然現象ではなく、産業革命以来、Co2などの温室効果ガスを大量に排出してきた人間の活動によることはほぼ間違いないとされています。解決のための残された時間はあとわずかしかないことも明らかになっています。

 こうした環境問題の深まりを背景に、労組の倉敷支部では、少しづつではありますが学習を積み重ねてきました。いま学習と合わせて、行動に一歩踏み出すことが求められていると考えています。県労倉敷にも、東京都で初めて実現したキャップ&トレード制度の導入や豊田市が実施しているCO²排出量の多い事業所との地球温暖化防止の協定などを参考に、事業者への規制を地元倉敷市に実施をさせる取り組みを具体化していくよう提起しています。
  また、倉敷支部執行委員会でも、みずしま財団の白神加奈子さんを講師に「フードマイレージ買物ゲームを体験しよう」を計画中です。

 そこで、まずは地球温暖化に関心のある方を対象に、「第1回 自主読書会」企画をご用意しました。今後も、できれば1ヶ月か2ヶ月に1回のペースで継続していきたいとも考えてます。第1回目の今回は「緑と水と空気を守る連絡会」のメンバーの坪中さんも参加される予定です。倉敷市に在住の方を中心に、環境問題に関心のある方、どなたでもご一緒に考えてみませんか?

 お問合せは、水島分会・片岡までお願いします。

カテゴリー: 「探してます・メンバー募集」情報, 企画案内・募集, 倉敷支部, 活動カレンダー, ブツブツ・情報交換 タグ: パーマリンク
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